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脱⽑症#11(遺伝性について)ASPJ調査結果

◆本記事内容
36.ご家族、親戚の間で同じ症状を持っている⽅、過去に同じ症状があった⽅はいらっしゃいますか?

37.Q36で「いる」を選択した⽅にお伺いします。同じ症状を持っているのはあなたからみてどの関係性の⽅ですか?(複数回答可)

1_円形脱毛症【当事者】(その他統合)_GTグラフ_36


1_円形脱毛症【当事者】(その他統合)_GTグラフ_37

◆当事者調査チームの感想
・他の血縁者が発症していないかどうかを、緊張しながら時々確認してはいましたが、遺伝性がありそうな結果だったのでより一層心配になった。

・遺伝性が認められているのか?こうした結果により妊娠への不安を抱える人もいそうである。個別インタビューではそのあたりのお話を伺いたい。


🔼メッセージ
円形脱毛症に遺伝的な要素が影響しているとされていますが、それは脱毛症などそのものが遺伝するのではなく、生まれつき備わっている「脱毛症になりやすい体質」が遺伝すると言ったほうが正しい表現だそうです。

家族に円形脱毛症などを発症している人がいるからといって、必ずしもご自身が発症するわけではないという事を知っておきましょう。

(抜粋)ストレスが強いと円形脱毛症になりやすく、また脱毛の範囲も広くなるのでは、と考える人もいるかもしれません。しかし、ストレスの強さやストレスを受ける頻度が円形脱毛症の発症にどのような影響を与えているのかは、今のところ研究報告がなされておらず、まだ解明されていないようです。
また、ストレスを受けてからどのくらいの時期に発症するかについても同様です。ただ、精神的にストレスを受けると円形脱毛症などの発症要因となり、「自己免疫疾患」などに影響を及ぼす可能性がある、とされています。 

ストレスは、「自己免疫疾患」や「内分泌異常」などのさまざまな疾患を誘因することとなり、その結果、血管を収縮させ、頭部への血流が悪くなって、毛根への栄養補給が行き届かなくなって脱毛が引き起こされると考えられます。このことから考えてみても、身体に及ぼすストレスの影響は大きいですよね。
日頃からストレスを溜めずに発散させることが大切となってくるでしょう。

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◆本件に対する
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