「担任」に対する教師の素直な気持ち…
「担任」って何をするのが仕事だと思いますか?
最近、複数担任制であったり、担任廃止論であったり、実際に革新的な改革をしている学校も少なくない。
さて、そんな僕も、
中学校教師になってから「担任」から外れたことはなくて、
「担任」の仕事が自分でも明確にならないまま、
ず~っと「担任」をしている。
小学校では教科担任制ではないから、「担任」ってとても重要なポジションだと思う。
では、中学校ではどうだろう。
教科担任制であって、
部活動の顧問もあって、
クラスの担任って何をするんだろうか…
僕が担任として毎日しているルーティーン。
・毎朝、クラスルームに学級通信をあげている。
・朝の会で健康チェックと今日の時間割の確認
・朝学習の監督
・お昼の昼食指導
・終わりの会で1日の振り返りと明日の予定の確認
・(必要であれば)家庭連絡
・(1週間に1回くらい)紙の学級通信
時々、生徒指導の対応もする。
休み時間はたわいもない会話もする。
こうやってなんとなく過ごす日常が楽しかったりする。
毎日のルーティーン以外にシーズンものもある。
・懇談や家庭訪問
・修学旅行
・体育大会
・合唱コンクール
・球技大会
・卒業式
このような行事はとても盛り上がる。
みんなで準備して、
失敗もあるけど、
なんとかクラスでまとまって、
最後には
笑いあり、涙ありのここでしか感じることが出来ない
ストーリーが出来上がっている。
本当に感動だ。
これぞ「担任」の醍醐味っていう感じ。
「担任」から外れたことがないから、
「担任」ではない感覚がまだ分からない。
「担任」というものがあるから、子どもたちを救っている部分があるのかもしれない。
「担任」というものがあるから、子どもたちの自主性が無くなったり、不登校になってしまったり、他にもいろいろなデメリットもあるのかもしれない。
こうやって毎日いろいろ考えて悩んではいるんだけど…
やっぱり
「担任」の業務の
何が正解で、
何が駄目なのか、
何も分からないまま、
ず~っとなんとなく、
「担任」をしている。
でも、「担任」が無くなると、きっと寂しくなるんだろうな…
とりあえず、明日からも「担任」として頑張ろう。
子どもたちの葛藤、笑顔、成長していく姿を見られるのだから。
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