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調査「子供のいないことを理由に職場で不快な経験をされた男性&女性」回答者プロフィール④~子供がいない理由

みなさんは「子供がいない」理由として、どんなことがまず頭に浮かびますか?

今回、アンケートに回答いただいた方の「理由」は本当に様々でした。

<不快な経験または不利益な扱いをされた当時にお子さんのいない理由(複数回答可)>

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私自身は「子どもは欲しいが、仕事を優先したかった」「自然のなりゆき」のどちらもあてはまります。

「仕事を優先して」出産期を先延ばしにした面はありますが、積極的に作らなかったわけではありません。不妊治療もしました。でもできなかった。

アンケートを見て、実に様々な理由で子供がいない状態になったことに少々驚きました。つい、他の人も自分と同じ理由でないのだろうと思い込んでしまう傾向があることにも気づかされました。

後述しますが、「不快な経験」として具体的に上げてもらった代表的なものに、無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)による「決めつけ」があります。

たとえば、「子供を積極的に持たないでいると決めつけられる」、逆に「子供がほしくないのにほしいものと決めつけられる」といったものです。

子供がいない状況に至った過程はさまざまで、その背景には人それそれの理由があります。またそうした理由は極めて個人的なものであり、人に語りたくないこともあります。

そういった相手の事情を考慮せず、自分の決めつけでコミュニケーションをとることが「不快」な思いを呼び起こします。

このことは、子供がいるといった状況のいかんかかわらず、人間同士の信頼関係構築に重要なことだと思うのです。

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