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笑い考(自分用メモ)

0. 笑いの哲学(参考)●モリオール(20世紀):「笑いの三大理論」 先人の提唱理論を  <優越の理論>  <ズレの理論>  <放出の理論> に大別。 (それぞれ「優位性の理論、道徳的理論」「不一致の理論、不調和説」「エネルギー理論、安堵説」とも) ⇒<優越の理論><放出の理論>は(否定的⇒肯定的の)感情的転化(非ユーモア的笑い)に通じ、<ズレの理論>は概念的転化(ユーモア的笑い)に通じる。 0.1. <優越の理論>系●プラトン(紀元前4世紀):「嫉妬由来の笑い」 本

    • 【レポート・感想】Ray’z Music Live -STRAHL-

      都内某所で開催されたZUNTATAスペシャルシークレットライブ「Ray’z Music Live -STRAHL-」に行ってきた。 2023/3/9発売予定「Ray'z Arcade Chronology」の特装版に含まれる特典CD/Blu-rayの収録実演の場に、抽選100名限定の無料招待がかかり、見事当選した次第。 会場は地下にあり、シークレットライブ感が増す。 一段高いステージの背後には大きなVJ用スクリーン。客席は1列15名程度の椅子が数列、後ろは関係者席となって

      • 【考察】アイの歌声を聴かせて(※ネタバレあり)

        劇場で3回ほど観て、シオンの成長と進化について気になったので、劇中のシーン要素や歌の中から、自分なりにいろいろ推論してみたいと思う。 もちろん、ネタバレを含む。 一部、小説版(乙野四方字・著)の内容も参考にしている。小説版はキャラたちの内面がわかってさらに面白くなる。 (でも入るなら、やっぱり先に映像からだよね、ミュージカルだし) ネタバレ無しの紹介・感想は前回noteに書いておいた。 まだ見ていない方は、上記閲覧だけに留め、以下は、劇場で観られなくなった後は、今後あ

        • 【感想】アイの歌声を聴かせて

          やっと心が落ち着いたので、映画『アイの歌声を聴かせて』の感想を。 知るキッカケとなったのは、『数学ガール』著者・結城浩氏のTwitterから流れてきた「エンドロールに結城先生の『数学ガールの秘密ノート/ベクトルの真実』が!」という観客たちの驚きの声を見かけたこと。 調べていくと、監督が『イヴの時間』の人(吉浦康裕氏)で、同じAIロボットを題材にした映画、ということであったので、たまたま休みを取っていた平日に何となく観に行ってみた。 すごかった。すごくよかった。 その週

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