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生きる為の絵

一日に一枚か二枚絵を描く以外は、体調不良で何もできずにいる。
とにかく身体が動かなくて、何処にも行けずにいる。
文章を考えられないくらい頭も働かなくて、殆ど何もしていない。
ずっと身体も精神も不調なままいつからか過ごしてきて、寝たきりの期間もかなりあった。
ときどき元気になると今度はハイになりすぎて問題を起こしてしまう。
びっくりするほど生きていくために必要なことが何ひとつまともにできない。
壊れながら突っ走ってここまで来てしまった。

絵を描くのに画材が必要で、それにはお金がかかる。ということがずっと理解できない。
歌うのに何も必要でないように、絵もそのくらい自然なことだと思うからだ。
生活、こゝろの中の世界、そして絵。

最近はあまりに何もできずに、何もかもが静かに爆発してめちゃくちゃになってしまいそうな状態を堪えている。
もう個展や展示もこの状態では無理なのではないかと考えてしまう。
毎日もう終わりなのかなあと思う。
そんな中で未だ絵を描くなら、私の絵はやっぱり芸術でも生活でもない。
息抜きでも趣味でもない。

ただ生きるための絵。

私ごときを超えて、いつかたいように届け。
青いひかりの絵。

水底
うづ
twins、或いは独りぼっち
グライドⅡ
太陽Ⅱ

蔦が刈られてしまった小窓からは、真っ白なひかりが降り注ぐ。僕の為ではなくとも、此処に確かにひかりはある。

靑生ふゆ

おたすけくださひな。