見出し画像

リキテックスリキッドで滲みを描く

最近多用というか、主戦力のリキテックスリキッド。
小さな瓶に入っていますが、水やペインティングメディウムを使って水彩テイストで描くと結構長持ちします。

使い方はカンタン。
よく振って混ぜて(色によっては粘度が高いものがあるので、底みながらガンガンふりましょう。特に白!!!)、スポイトで数滴。
F25の絵を数枚描いてみましたが、瓶の半分も減ってない。
これはリキテックスが濃度が非常に高いおかげかな、と思います。薄めても薄めても、きれいな発色です。


滲ませながら描いたもの

まるで水彩画のようですねー。
水彩画は耐光性がなくて管理が大変なので、絵画をご購入いただくお客さまの負担を考えると、アクリル絵の具で描きたいところ、こちらのリキッドはアクリルの強さと水彩画のような滲み表現に最適という優れもの。
おもわず全色大人買いしてしまいました。


こちらも思いっきり滲ませて描いたもの

ただし、水で余り薄めすぎると、仕上げのバーニッシュを塗るまでかなり時間をあけて完全乾燥させないといけなくなるので、ペインティングメディウムで薄めるのを個人的にはオススメします。
少し癖があるものの、慣れてくると水のように扱えるようになります。

淡い絵の具のゆらめきがキレイにでます

このへんの作品は、リキテックスリキッドとペインティングメディウムでびちゃびちゃにした画面に、リキテックスのレギュラーホワイトで動きをつけています。
リキテックスソフトのホワイトだと混ざり合いすぎるので、あえてレギュラーの固さを利用して、液体の色あいとホワイトが混ざる寸前を狙ってみています。

レギュラー、ソフト、リキッド、それぞれの固さに面白さがあるので、まだまだ研究したいところです。


見えにくいかもですが、レギュラーホワイトが液体のグリーンを引きずって歩いた後がこのようにでてきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?