雪室の平原 

かつてここは、鳥の多くが住み着いていた大きな浅瀬の海だった
山塊が全方位に囲こみ、そして西の方向きには、鳥見の山といい
おそらくは、日本海を経由した、物部の末裔たちが、来臨した場所

彼らは畿内の中心で、蘇我氏との抗争の中で、負け戦と成るが、
なんとか回避するための手段が道の奧の者とのゆるい連合でお助け場となる

八咫烏は、手長足長の夫妻の人食いを知らせるそうだから、そして
生き延びたそうだし、有耶無耶というそうだから、

鳥の海は鹽竈に来訪した、職能の集団があって、卜部さんという人々です
つまり中臣の鎌足さんらの末裔とも思える氏族集団ですね。

事を詳しく知っている人々という事、伯耆の国、出雲の国の方面に住まう人々です、が、八洲には海を渡り来たのですし、そして、大陸の遙か西から
の人々の継承する文化を運ぶ人々でもあったわけです、最後、には、東の遠くの果ての海の向こうの島に来たという事です。

多くの技能を抱えて島の人々の伝授して、御互いに協働して生きようとするからこそ、大君は召し抱える事で、協議して道の奧まで派遣して島邦をめぐりまして、全容を把握する事と、入江には、船団を用意していることですし
船をこさえる技法は、木を切り倒す事や、その技能や、道具の刃物の開発にも重要な知識や技術を習得していないとならないし、塩は必須だし食糧を得るためには、野生の動物を捕獲できる狩猟の技法や道具、弓や箭とか矢じりなども必要ですし、鉄を採掘して刀をこさえるには、一関の山間部にその集団が居た痕跡もある訳ですし、西暦200年とか西暦300年など
既に世界の諸都市は形成されてきていて、何世代も継承してきた、いろいろな職業のある技能の集団に、交易できる品物を売り買いできる貨幣もあるし
金貨など鋳造できる技法もある訳です、


平和というのは、武器を保持して威力を見せつけて戦争をしないで饗応する事で合一する事でもあり、神々の威光を光らせる手法でもあったし、後には
仏の教えを広く世界に渡らせたことで、野蛮なと評価された人たちを倫理規定をセットして服従規定を学ばせて価値化する手法もあった

建築も、灌漑も、生きるための手法も、全部、目新しい情報と具体の技法を保持している人々をどこまでも大君(おおきみ)は重宝したのです



鉱山を発見して、金銀も採掘できるとか、青銅をこさえるための竈門の形成とか、火の始末と火をうまく使える人々がいないと無理な事でしたね



また川は洪水になるので、田畑も、ダメージを受けるしさらに干ばつで日照りではどうにもならない作物もできませんから、治水とは灌漑と湖沼を形成して人工作で、水を利用できる人材も必要になるのです


火と水は最重要であるので

火の神
水の神は
神として大事に祭り上げるのは
祀りですので
豊斎して
どこまでもその恩恵を欲しいのは当然ではある人ですから




物語はそれぞれ個人に内実に形成されていきます
子からおがる時こそその物語のCOREが完成している時です
その後
小さな種は
育成の環境による滋養によって成育の結果が変化して
刈り入れの時を同時に迎えるのです



その結実は一体なにか
検分する技法も必要となる次第ですね

人の生き様とは
ドラマ人間模様とかNHKではかつて放送していましたけども

模様
ですね



ひとりのひと




南山堂懐剣院











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