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今日も 立っている

岬に

灯台が一本 立っている。

すくっと

真っ直ぐに 立ち上がっている。


そこに いつも在る。


海を見守る灯台

そのお話。


     文: 斉藤 倫   絵: 小池 アミイゴ

を 読んだ。
そして 思い巡らせたこと。


灯台の放つあかりは

暗闇を舞台に解き放つ。

明確にして

温かな安らぎと

希望を与えるあかりだ。


嵐の夜には

高波にもみくちゃになった船に

灯台はここにいるぞ。
嵐に負けるな。

とひかりを放つ。

灯台にできることは

いつだって同じ場所で

ひかりを 放ち続けること。

休むことなく、

あかりを放ち続けること。

止めることなく、

呼び続けること。

いつもの場所で、

君を待つ。


わたしも


誰かを 照す 

あかりに

なりたいなあ。。  
と。   思った。


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