やんちゃ過ぎる兄弟に、行く先々で頭を下げる日々……asobi基地キャンプのリピーターになった理由
藤原摩耶です。普段は、病院で、こども相手の仕事をしています。
核家族&共働きで、ファミサポさんや、友人に頼りながら、日々綱渡りの生活を送っています。
友人の誘いでasobi基地キャンプ初参加
友人である、木村芳教・由香里さんファミリーから、asobi基地キャンプに誘われたのは、長男7歳、次男5歳の夏のことでした。
asobi基地キャンプでは、asobi基地キャストが、こどもたちと一緒に水鉄砲合戦したり、ビニールプールにシャボン液を入れて、大きなシャボン玉を作って遊んだり、家族だけではできない遊びができます。
自分たち以外にも叱ってくれる安心感
それだけでなく、間違っている事、危ない事をしたときに、親である自分たち以外にも、怒ってくれるasobi基地キャストがいることが、大きな安心感でした。
初めて参加した、asobi基地キャンプでの、流しそうめんのときの出来事です。
箸で上手にすくえず、いらだった7歳長男は、下流で待っている小さい子も気にせず、手で堰き止めるお暴挙に。
呆然としている私の横から、asobi基地キャストの方から「そんな事したら小さい子が食べられないよ!!」と声が。
母が怒るより、よっぽど効果がありました(^^ゞ。
家族旅行では味わえない、こども同士の連帯が見られるasobi基地キャンプ
そんな長男も、2回目のasobi基地キャンプでは、知り合ったばかりの小さい子たちと協力して、長い棒をもって、栗を落とす姿も見られて、成長を感じました。
この年、こどもたちに、一番楽しかったことをインタビューしたところ、みんなでお茶のペットボトルを振って「こどもビール!」を作ったのが楽しかったと。
家族旅行では味わえない、こども同志の連帯を感じるエピソードでした。
今、長男9歳、次男7歳。
今年(2016年)のasobi基地キャンプでは、大人がしている準備に興味を持って、自ら手伝ったり、長男にいたっては、小さなこどもたちに優しく接する一面も見られるように。
力を持て余す子どもたちの大騒ぎに、行く先々で頭を下げる
こどもをメインとしたイベントがあふれている昨今ですが、やんちゃな男の子をお持ちの家族は、肩身の狭い思いを経験された方も、少なからずいらっしゃるのではと思います。
asobi基地キャンプの大家族(※毎年メンバーは異なる)の中で、確実に成長していく息子たちを頼もしく感じる今日この頃。
ですが、初めて参加した2年前の息子たちは、自宅では力持て余して、収拾がつかず、外出先では興奮しすぎて大騒ぎで、親は、行く先々で頭を下げる状況をくりかえしていました。
日ごろから、こどもと接する仕事をしているだけに、自身のこどもの、度を越えたやんちゃさが目につき、肩身の狭い気持ちになっていた部分もあった(いや、今も……)と思います。
asobi基地キャストの声掛けが心強く、リピーターに
そんな中、複数の家族が集まるキャンプの中で、おだやかにすごせるだろうか、小さなお子さんにケガをさせないだろうか……と、心配はつきなかったものの、少しでも、こどもたちと遊ぶ場を広げられたら、という思いもあり、参加を決意しました。
正直なところ、初めて参加したときは、親も心折れる場面もありました(当時の自分の不安定さも要因と思われます)。
が、asobi基地キャストの方たちの声掛けが心強く、2回目、3回目の参加につながりました。
たくさんの家族に、asobi基地キャンプの心地よさを知ってほしい
今は、すべてが、手作業と、人の善意で形になっているasobi基地キャンプです。
もっともっとたくさんの家族に、asobi基地キャンプの心地よさを知ってほしいと、切に思います。
こどもたちが、のびのびと育つ環境を、みんなで作ってみませんか?
(文/Maya Fujiwara)(撮影/bird and insect Ltd. 林 裕介)
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