「遊んで“あげる”」を手放す
「こどもと遊んであげる」
こどもたちと遊ぶとき、無意識的にそう思っている人もいると思います。
「負けてあげなきゃ」「手加減してあげなきゃ」
でも、それでおとなは楽しいのでしょうか。
逆に、本気で一緒に遊ぶとどうなるのでしょうか?
「悔しい!」だから気持ちがいい
こんにちは、よくあそ部のくりちゃんです!
よくあそ部はおとなもこどもも全力で楽しんで遊びたい!というメンバーが集まって、活動しています。
こどものためのイベントや場は増えてきていますが、私たちは「おとなとこども」のためのイベントを行います。
そんなよくあそ部の初イベントはくすのき荘と隣の公園で行いました!
*
まずはかくれんぼ。
5分という制限時間を決めて隠れている人を探します。
公園ってひらけているから隠れにくいし、これって鬼の圧勝じゃない??と思いました。
でも、みんなだんだん隠れるのが上手になってきて、3回目くらいには最後まで見つからない人が!
「もうあっちの木の裏は探したし、トイレの後ろも探したし。どこにいるの!?」
見つかった人たちとも探し回りますが、気づけば残り時間30秒。
なぜだ。彼は一番見つかりやすいであろう黄色の服なのにいない。
そして、鬼の負けが決まりました。このときの鬼は私でした...
「どこに隠れていたの?」と聞くと「あっちの木のところ」と。
いや、そこ私見たし、他の人も見に行ったのに、なぜ見つけられなかった。
みんな悔しがっていましたが、イライラする感じではなく、「うわー!悔しい!もう1回!」という感じでした。
結果この後も何回もかくれんぼをやりました笑
本気で勝ちにいく。
しっぽとりはしっぽに見立てたひもやテープを取り合う、騎馬戦のようなゲームです。
自分のしっぽを取られないようにしながら、相手のしっぽを取りに行きます。
今回は公園の中の芝生エリア内で制限時間を決めて行いました。
しっぽを取られまいと逃げる人、果敢に人のしっぽを狙う人、お互いに取ろうと組み合っている人、その最中にサッとしっぽを取る人もいて、体も頭もたくさん使いました!
私はこどもたちとチームで狙いに行きました笑
ふと周りを見ると、こどもがおとなを狙うのではなく、おとなとおとなが取り合おうとずっとにらめっこをしている場面もありました。
「ずっとにらめっこしてる〜!」なんてこどもたちに言われながらも、おとなだって負けたくないのです!笑
さらっと子どものしっぽをとるおとなもいました!笑
▲「これ、チーム戦の方がいいですね」と息を切らしながら、ポロっとガチで勝とうとする一言が聞こえました。
「遊んであげる」よりも「本気で勝負」の方が面白い
この日はかくれんぼ、だるまさんがころんだ、ドロケイ、しっぽとり、お絵かき、工作など、たくさん遊びました。
おとなもこどもも本気で遊ぶ。
だから本気で悔しい。本気で勝ちたい。
そこには「もう一回やろう!」と言ってしまう楽しさがあります。
「こどもと遊ぶのは疲れる」と思う人も、「疲れるけど、楽しい」と思えるかもしれない。
こどもと遊ぶ時間があるのなら。どうせならおとなも楽しく遊びたい。
よくあそ部は「本気で遊ぶ」を提案します!
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文章:くりちゃん
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