ノルウェー語習得メモ:WEEK1〜5
自分のノルウェー語スキルについて、どう進歩しているのか観察したい理由があるので、日々どんな感覚を持っているかを記録することにしています。自分が立ち止まっているわけではなく、少しずつ歩みを進めていることを認識するためのメモでもあります。
* 読み手を意識した書き方はしていないメモですが、言語学習やノルウェー語習得について興味がある方にとって、もし何か参考になる点があれば幸いです。
ノルウェーに来る前、日本での勉強
2019年2月〜
●「ノルウェーに行く」と決めてからすぐに、ノルウェー語のテキストと、アプリDuplingoでノルウェー語の勉強を開始。
● Duolingoがほぼメインで、1日15分程度、主に通勤電車の中で取り組むことが多かった。現在まで1年半以上続けている。
● テキストはあまり効率的に進められていなかった。Duolingoでわからないことがあったときに調べる使い方。
● 東京のノルウェー語の先生のプライベートレッスンに4回ほど通って、ノルウェー語の学習に役立つ情報をたくさん得ることができた。ノルウェー語のことだけでなく現地の生活のことやspråkkaféのことや、これまでノルウェーに行った他の生徒さんの様子を教えていただいたりした。
ノルウェー語の先生は、ノルウェー語テキストの著者の青木順子先生
→ ノルウェー夢ネット
ノルウェーに来てからのノルウェー語
2020年8月〜
● UKE(WEEK) 1
口から英語しか出て来ない。買い物のときも自然と英語で対応しようとする。買い物や挨拶の場面ではフィンランド語が出て来そうになる。
● UKE 2
1年でノルウェー語を話そうと目標を決めた。理解できない・話せない状況はただただ自分にとってストレスとわかったから。語学学校に通おうと思っていろいろ調べてみたが、コロナの影響もあってやっていないところも多くあまりピンと来ず。次週から無料のspråkkaféが開くことを知り、机で勉強するより会話を練習したいからspråkkaféを利用しようと決めた。
<新しくやり始めたこと>
・普段聴く音楽をメインに、耳に入る音をノルウェー語にシフト。
・ノルウェー語の習得に役立つYouTubeチャンネルやPodcastを教えてもらい観たり聴いたりした。
<気をつけたこと>
・音楽やラジオはいちいち集中して聞かない、理解しようとしない。聞き流しながら耳を言語に鳴らすことを意識した。
● UKE 3
自主隔離期間が明けて出かける機会が増えたので、自然とノルウェー語を耳にする時間も増え、ノルウェー語の音に違和感を感じなくなって来た。だんだん耳が慣れてきた。
<新しくやり始めたこと>
・Language Exchangeの相手を見つけて話す機会を設ける。ノルウェーの小さな村に住んでる人と、週に2回オンラインでつないでノルウェー語で話す。日にもよるが1回につき1時間程度。私が理解できないことが多いため、英語と少し日本語も混ぜながら。
● UKE 4
språkkaféに行き始める。会話の内容が10%くらいしかわからず、??な顔を人に向けるしかないこともほとんど。自分の名前や出身、ノルウェーに来てどれくらいかなど、決まった自己紹介は言える。英語で言いたいことを伝えながらノルウェー語でどう言うかを教えてもらい、口に出して繰り返す。
これまでずっと難しいと感じてきたノルウェー語の発音が自然にできるようになった。前はテキスト付属の音源で練習してもうまくいかなかったけど、今は音を聞いたら真似できるようになった。
<språkkaféでやったこと>
・10人くらいでフリートーク。ボランティアのノルウェー人が場をファシリテートして、参加者に話を振りながら全員が話す機会をつくる。途中、話が盛り上がったり質問が飛び交ったりすることもある。
・比較的やさしいノルウェー語で書かれている新聞をみんなで読む。わかりにくそうな箇所は、ノルウェー人のボランティアがみんなに「わかる?」と確認しながら、どういうことかを説明してくれる。
・場を取り仕切るノルウェー人ボランティアは基本的にノルウェー語しか話さない。ゆっくり丁寧に話してくれる。
<新しくやり始めたこと>
・日本語コースのあるベルゲン大学の学生と一緒に過ごしたり勉強したりする。意味がわからなくても、ノルウェー人同士が話す会話を聞いているだけで良い。
・NRK TVというノルウェーの現地TVが観られるアプリで、子ども向けの番組を観たり、ノルウェーのドラマを観たり。
● UKE 5
私自身がノルウェー語を話し出す。språkkaféで何とか聞かれていることに答えようと、言えることだけ言おうと気持ちを切り替えた。
「〜するのは難しい」とか、知っている形容詞や名詞を使いながら話すことが多い。
カフェでノルウェー語で注文した。
<språkkaféでやったこと>
・今日はキッチンについて話しましょう!とテーマが設けられ、キッチンに関する質問が書かれた紙を1人ずつ順番に取って、質問に答える。それから、キッチンにある道具の写真を見て、写真は相手に見せないでそれが何かを説明する。ノルウェー人ボランティア1人と、もう1人の参加者と3人で話した。
・スウェーデン語の絵本の絵だけを見て、何があるか、誰がいるか、どんなことをしているかを、説明する。ノルウェー人ボランティアが随時「何人いる?」「はしごはen stigeね」という感じで質問してくれたり答え方を教えてくれたりした。
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