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ミュージカル「おとこたち」

はいたい!マーメイやいびーん。

2023年3月、ミュージカル「おとこたち」を観てきました。
4人のおとこたちの60年を描いた物語でキャストさんはユースケ・サンタマリアさん、藤井隆さん、橋本さとしさん、そしてミュージカルえんとつ町のプペルでブルーノ/プペルを演じている吉原光夫さんです。
2名、女性のキャストさんもいて大原櫻子さんと川上友里さんでした。

「おとこたち」はハイバイと言う劇団で2014年に初演され、さらに2016年に再演もされている作品だそうです。
そして今回パルコ劇場の開場50周年を記念しミュージカルとして上演されました。

最初に舞台上にユースケ・サンタマリアさんが登場し、会場のお客さんに向け
「携帯電話をオフにしてくださいね、昨日は…でしたよ」
等注意事項を説明し、また、ちょっと遅れて入ってきたお客さんに
「大丈夫まだ始まってないからね。丁度良いときに来たよ。え?そんな真ん前の席なの?なのに遅れてきたの?嘘ウソごめんね、大丈夫だよ。ありがとね。」
といじったりして。流石でした。
ちょっと緊張感に包まれているような会場でしたがクスクスと笑いが起き、いったん捌ける事なくにそのまま物語に入りユースケ・サンタマリアさんは”山田”さんになりました。

山田さんが老人ホームにいる場面から始まって、過去の物語が始まります。そこから冒頭の老人ホームに戻るんですが、冒頭に戻った時何とも言えない達成感?がありました。
バチコーン!とはまったんです。何故ですか?どうしてですか?
元に戻ると分かっているのに、元に戻った瞬間、来たー!ってなったんです。

4名のおとこと達は友人で20歳を超えそれぞれの道に進みます。
津川(藤井隆さん)はテレビスターとして華々しい生活を。
鈴木(吉原光夫さん)はエリート営業マン。
森田(橋本さとしさん)は何やってる人だったか忘れました。すみません。
そして山田はクレーム処理が上手い、4名の中で一番さえない感じでした。

テレビスターの津川やエリート営業マン鈴木の二人が人生勝ち組かと思いきや、失敗もします。しかも大きめの。
会社や家庭での都合の悪い事は友人に伝えません。
また森田は女性にだらしなく、問題を抱えます。

人様の人生の裏側を垣間見れるようなそんな物語でしたが、
歌も全く不自然でなく素敵でした。
そして!光夫さんの歌、半端ない!!
どう表現して良いのか分からないですが、腹から声が出てるというか。
Voicyでぼそぼそ喋っている光夫さんはどこへ…。
初めて生で光夫さん見ましたが想像していたより身長高くてガタイが良くて、その体から響く声が素敵でした。
光夫さんがミュージカルおとこたちの前に出演していた「ジョン王」は都合が悪く観に行けなかったのですが、あぁぁぁぁやっぱりジョン王も観たかったと思いました。
次、光夫さんが何か出演する時は絶対観に行くと決めました。

ちなみに、この夏WOWOWでミュージカルおとこたち放送&配信するそうです。
興味ある方はぜひ。

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