「NORD」という可能性
2021年7月3日。
この日は道新ホールで北海道を拠点に活動するボーイズユニット「NORD(ノール)」の結成5周年記念ライブに行ってきました。
実はNORDのライブは二度目の参戦。前回が1年半ほど前のZepp Sapporoでした。
例の如く友達に誘われて行く形となりました。
こいついっつも沼に誘われてんな。
そもそもNORDってなんだ?
私はそこまで深入りしていないので、ニワカ目線にはなりますが、NORDをあまり知らない方向けにざっくり説明を。
CREATIVE OFFICE CUE所属のボーイズユニット。同事務所とソニー・ミュージックエンターテインメントによるオーディション番組で2016年に結成されました。
当時のメンバーは8人。以降、様々な理由でメンバーが脱退し、現在のメンバー数は4人となっております。
前述の通り、北海道を拠点としているため基本的にはローカル番組の出演が多いですね。
メンバーのひとり島太星くんは最近は全国区レベルの活躍もされているので、その流れで知った方もいらっしゃるかなぁと思います。
メンバー
舟木健(ふなき たける)
2001年8月10日生まれ。メンバーカラーは赤。
安保卓城(あんぼ たくしろ)
1997年4月8日生まれ。メンバーカラーは青。
島太星(しま たいせい)
1998年1月29日生まれ。メンバーカラーは緑。
瀧原光(たきはら ひかる)
1997年6月12日生まれ。メンバーカラーは黄。
ライブで見えた可能性
前述の通り、私は深入りしていないニワカのオタクなので、こういう語りはちゃんとしたファンが書くべきなのかもしれないけれど、それでもあえて書きたい。
今回の5周年ライブで、NORDから「可能性の高さ」が見えた気がするのです。
何に対する可能性なのかは上手く言い表せられないけど…「アイドル」とはまた違う、彼らならでは…「NORD」という唯一無二のジャンルが開拓されるのでは、なんて感じていました。
道新ホールは決して広い舞台ではないのですが、広いと錯覚してしまうほど4人がアクティブに踊り、歌声を披露している。
NORDチャレンジというライブ内コーナーで、各メンバーが落語やマジックショーなどの他のエンターテインメントに挑戦し、全力で立ち向かう姿勢。
ファンの心を鷲掴みにするトークや映像…。
粗削りではあるけれど、1年半前のZeppと比較すると、どのパフォーマンスもレベルアップしていた気がします。
正直なことを書きますと、1年半前のライブで感じたのは「これからどうすべきかが見えず、迷走していそう」でした。なんとなくですが、目の前の成功にのみ目を向けすぎていたように見えました。
このままだと器用貧乏になってしまうのでは…なんて思いも脳裏に浮かびました。
今回は違います。
もちろん目の前の成功だって目を向いていたけど、さらにその先…これからNORDが進むべき道はどうするかをメンバーそれぞれがしっかりと考えて、それをライブで表現していたなぁと感じました。
大袈裟なことを言いますと、いずれ彼らは天下を取るかもしれない、と思いましたね。
今回のライブ、もちろん事務所の会長である鈴井貴之氏も感想を残しており、北海道の次世代スターになれる可能性を見出している旨を書かれておりました。
道内(もちろん道内じゃなくても)各メディアの方々もNORDを応援、使ってみてください。すでに多くにお世話になっていますが、彼らは化けますよ。
鈴井もTEAM NACSも高齢化です(失礼)
今後の北海道のメディアを担っていくのはNORDのメンバーだと僕は今夜、確信しました。
事務所の会長だから多少の贔屓もあるでしょう、と感じる人もいるかもしれませんが、舞台やエンターテインメントに関して常に本気の姿勢で挑む鈴井氏が、うわべだけの言葉で褒めることはないかと思います。
私はこのダイアリーを読んで、自分が感じたことに間違いはなかったなと思っています。それくらい本当に今回のライブは心からワクワクできました。
ニワカな私でも、だんだん心がエキサイトして、友達から借りたキンブレを振って楽しく踊れたのです。NORDのパフォーマンスが、ニワカも巻き込んでひとつの楽しい空間を作れた。
この才能は、これからも伸ばすべきものかと思います。
今こそ「NORD」が売れるべきとき
前述しましたが、メンバーのひとりである島太星くんが天然っぷりと優しい性格、そして持ち前の歌唱力が見事にハマり、バラエティ番組に引っ張りだこの状態。
島くんが売れたことで、多少なりNORDもいろんな方々に知られるようにはなりましたが、では他のメンバーはどんな人だと聞いて答えられる人がどれくらいいるかどうか。
私の両親も、バラエティ番組をよく観ているので、島くんのことやNORDというグループ名だけは結構分かるようになりましたが、他のメンバーの名前はなんでしょう?と聞いてみたら、答えられず。
切ないけどこれが現実よなぁと思い知らされましたね。
みんな個性的だから、まず名前だけでも覚えてほしいのに。
でも考えてみてください。
NORDの先輩、TEAM NACSだって最初は大泉洋さんが全国区レベルの人気になり、そのあと徐々に他のメンバーも役者として評価されるようになり、今では5人全員が様々な仕事を任されています。
「メンバーひとりだけが売れる」から「メンバー全員が売れる」に変えられるのは、これからの努力次第。
特に今回のライブで伸び代をメンバー全員から感じられたのですから、今こそ「NORD」というグループが売れるときなのでは、と思います。
先月には音楽プロデューサーのヒャダイン(前山田健一)氏から楽曲提供され、新曲「きたからきた!セクシーダイナマイト!!」も公開。
超有名音楽プロデューサーからの楽曲提供は今までになかった案件だと思いますので、これだけでもNORDはもっともっと売れていかなければ、と感じられますね。
きっとメンバー全員背筋がピンと伸びたかと思います。曲に負けないくらいのパフォーマンスが要求されるわけですし。
今回のライブでも披露されましたが、曲に負けることなく歌い切り、踊り切ったのではないでしょうか。
今までと比べて本気度が良い意味で変わってきたNORDの活動。
鈴井氏も書いておりましたが、NORDを支えてくれるファンの力も必要不可欠です。この本気度に便乗して、ファンもどんどん宣伝していきたいですね。
誰かに見られる、注目されるというのは、気が引き締まること。伸び代をさらに伸ばせるキッカケになることですからね。
…とまぁ、ニワカがここまで書くのもおかしい話なのですが、彼らの頑張りに私の心もこれだけ動かされた、ということですね。
私は、周りにNORDのファン(ノル友)がそれなりにいるので、その様子をそっと見守るおばあちゃんみたいな立場ですが、これからも明るい未来を想像しながら、NORDとノル友をそっと見守っていきたいと思います。
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