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アボンリーへの道 #24 

アボンリーへの道 #24   
It's Just A Stage 大女優がやってきた
あらすじ
セオドーラが20年間恋をしていたパット。
しかし彼は、とつぜんアボンリーに訪れた
セーラの従姉、ピジョンに一目惚れしてしまう。
しかしピジョンは、有名な大女優であった。
勘違いとも知らず、セーラはパットとセオドーラの恋を
実らせようと奮闘する。

コメント
名前を出さないから、勘違いが起きるんですよ!
と言いたいけど、あの場合は仕方ないのかなあ。
ブタ飼いのパットにとって
美しいピジョンはお姫さま的存在。
彼女にふさわしくなるよう、
紳士になる本をもとに、
イメチェンに没頭するところが
このエピソードの見どころ。

禿げた頭頂部を隠すために
かつらを買い、
ひげを剃り、
香水をつけ、
紳士らしくふるまおうと
ひとりがんばるパットです。

その一方で、ピジョンの方は、
ヘティ伯母さんから
「俳優なんて詐欺師だ」
みたいなことを言われても
へっちゃらです。
スタンリー家は芸術家を輩出する家だ、ということで
セーラに、女優としての
振る舞い方を教えたりします。

それがヘティ伯母さんには気に入らない。
自分を捨てて出て行ってしまうと
泣きそうな態度。
そんな弱いところはあるものの
口が悪いところもあって、
ヘティ伯母さんって面白い人です。

このシリーズは、いつも、
アボンリーにだれかがやってきて
ひと騒動引き起こし、
嵐のようにその人物が去って行く、
というのがパターンになってるようですが

今回の大女優話もそのパターンを踏んで
お客さんとしてピジョンがやって来て
島の人々を引っかき回すわけです。

最後の方で、パットにひどい態度を取ったことを
詫びたピジョンが、
舞台の上でセオドーラに取った態度は
なかなか、出来ることじゃないので感心しました。

アボンリーの人々は、基本的にはいい人ばかりです。
ほのぼのエピソードがいっぱいで、
安心して見れます。
ただ、今回はあまりドラマらしいところがなくて
ちょっと残念でした。

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