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ハリポタ映画「不死鳥の騎士団」感想02

今回は、ハリーへの残酷なお仕置きと、ハリーやハーマイオニーの名台詞、必要の部屋までお話しします。
 
 
「ぼくはウソをついてはいけない」
これは反抗心たっぷりのハリーには、かなり効く拷問です。
このフレーズ、あとでアンブローズへの強烈な皮肉になりますが
わたしだったら泣いて屈服しそう(汗)
自分につけられた傷痕を、消そうともしないハリーはつよいが
同時に、バカなところもあるかもしれない。
 
「アンブリッジが教えないなら、別の人から学ぶわ」
ハーマイオニーは、実際に闇の魔法使いと戦ったことのある
ハリー推しですが、せっかく集まってくれた生徒相手に
ハリーは消極的。
自分は運が良かった、とか、肝心なときには助けてもらった、とか、
生徒のやる気を削ぐようなことばかり。
事実を直視して、それを言うのは簡単ですが
ひとりでも味方があったほうが、戦いやすいのは確かです。
 
授業なら、失敗してもやり直せる。でも現実は一寸先は闇だ。
殺されるか、それとも自分の目の前で友だちが死ぬか……
キミたちにはわからない」
 
ハリーは、なぜこんなにためらっているのかを、みんなに説明するときに、
授業での話をします。
わたしの見る限り、闇の魔法に対する防衛術で、
「失敗してやり直した」という過去は、これまで見ていません。
クィレル先生は倒されたし、ギルデロイ先生は記憶喪失。
ルーピン先生は、退校させられてますからねえ。
やり直しが利かないのは、大人の世界だけの話なのか?
 
日本では、授業でも失敗をやり直せません。
内申書に響いたら、就職や進学にひびくもんな。
失敗したことのない子どもを大量生産したら
失敗に対して耐性がなくて
すぐ、へたばったりするかもしれません。
大人が子どもの失敗を見守る態勢が必要です。
 
「だからハリー、あなたが必要なの。立ち向かうのよ。あの人に……
ヴォルデモートに」
ハーマイオニーが、初めてヴォルデモートの名を口にした!
これは生徒たちやハリーも奮起するね。
 

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