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ハリポタ映画「不死鳥の騎士団」感想01

今回は、ハリーの審議会からドローレス・アンブローズ登場までです。
今回の先生、いままでの先生たちの中で、群を抜いてイヤなやつでした。
 
権力者の妄想
自分をいじめるような従兄を、ディメンターから救ったというだけで
ホグワーツから退校させられそうになるハリー。
すべては魔法省大臣ファッジの妄想からでした。
ヴォルデモートが復活したというのに、本気にしないあたり
権力者によくあるタイプですね。
新聞にウソつきと書かせたりして、権威を利用するあたりは
さすが役人は違うって感じ。
 
ダンブルドアは、ハリーの弁護に立ちますが、
それがファッジには気に食わないのでした。
 
 
セストラル登場
死を見たことがある人だけ見えるナゾの魔法動物
セストラル登場。
いまはハーマイオニーもロンも見えてませんが
のちにこの馬モドキに乗れるようになれます。
見えてないのに、だいじょうぶ?
それに、馬みたいにいななくクセに
生肉食べるって、どういうこと?
不思議ちゃんルーナもこのとき、登場します。
 
今回の名台詞
「マグルいわく、真実は隠せない」
ウイーズリーパパが、魔法省に向かうハリーに言います。
そうなのか? 北朝鮮とか、国家単位で真実を隠す国もあるようですが。
それに、真実というのはあいまいな基準ですからねえ。
だれにとって真なのか、という面もありますね。
立場が違えば、考え方も違ってくる。
 
ドローレス・アンブローズ登場
ドローレスさん。少しはダイエットした方がいいよ。
ダンブルドアのいるまえで、魔法省がホグワーツに
干渉するということが明白になります。
堂々と、ケンカを売るところが
自信をうかがわせます。
 
 
学校で学ぶのは理論で充分
このアンブローズの台詞、最近の学校への痛烈な批判かもしれない。
イギリスでも、日本のように
学校が崩壊しているのかも……。
実地に役立つ知識より、化石みたいな知識を与える学校。
現状を変えたくても、先生は忙しすぎる。
反抗する生徒たちは、たくましい。
 

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