アボンリーへの道 #63


Otherwise Engaged ガスの求婚
あらすじ
ホテルマンのガス・パイクは日ごろの働きを認められて副支配人に。
自信を持った彼は、フェリシティに求婚するが、
彼女はすでに、医科大学への入学が認められていた。
大学を卒業するまで、最低でも6年以上はかかると聞いて、
フェリシティはガスの心変わりを心配する。
そんなある日、彼女は難産の女性を助産するハメになり……

コメント
ガスの愛って、ほんっと、純粋ですね。
こんな人に愛されてるフェリシティって
幸せ者じゃないでしょうか。
医者になりたいのはわかるけど
家事と両立だって出来るんじゃないの?

まだまだ女医への偏見がひどい時代です。
ガスだって、女の医者なんてと差別意識まるだし。
だけど自分がどんなに狭かったのか、
フェリシティを見ている内に気づくところが
頭のいい彼らしい。

みんな、愛ゆえに悩み、
将来への不安におののく。
はじめからなりたいものが
ハッキリしている人はともかく、
やりたくない仕事で身を削るのは
ガスでなくてもしんどいですね。

ガスは感受性もゆたかだし
考え方もシッカリしてる。
助けを求めたいときは
ちゃんと、助言を求める。
自分の弱さを知っている人は
つよいのです。

フェリシティなんてわがままで自己中心的と
フェリックスは評しますが
それくらいでなくちゃ、女は世の中に
出て行けなかった時代です。
道に迷い、愛に悩み、
苦しみながらも決断する。
人間の真の姿って、
こんな感じだなと思います。

そりゃそうと
ステイシーさんとイジーのお父さんクライブは
無事、くっつくんでしょうか。
インドの料理にサフランがないって
致命的なところに気づいたり
チェッカー大好きだったりして
ステイシーさん、なかなか意外な面があります。

ガスとフェリシティが愛ゆえに別れたのなら
ステイシーとクライブさんは、どんなドラマが待っているのかな。

#テレビドラマ感想文 #アボンリーへの道

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