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アボンリーへの道 #59

Stranger in the Night 過去の重荷
あらすじ
人手不足のキング農場に、ケイレブと名乗る青年が現れた。
誠実で育ちも良く、物腰もおだやかな彼は、
幼児であるアレックの次男の命を救ったことから、
写真付で新聞に載るほど有名になった。
ところが、その新聞を見た人間が、
ケイレブを「詐欺師」と呼んで、いきなり彼に殴りかかってくる。
思わず応戦するアレックだったが……

コメント
こんなにいい人が、なんでそこまで……
自分を過信した若い頃のツケが回ったとは言え、
反省してるケイレブを殴ることはないでしょうが。

たしかに、昔、自分の力を過信して、
よせばいいのに銀の鉱脈なんかに
手を出したケイレブも悪いけど、
罪はつぐなったじゃないの。
許せないなんて、心がせまくないですか。

カネが絡むと人間、あさましくなる。
それを知っているから、
ケイレブは必要以上のおカネを受け取らない。
気前よく差し出されたドル札見ても
眉筋うごかさないその態度。
彼は知っているのでしょう。
おカネでは買えないものが
この世にあることを。

いつまでも農場にいてほしかったなあ。
イカロスの話とか
トロイア戦争の話とか
ケイレブちゃん、かなりの教養がありますよ。
その教養をつかって
フェリシティの苦手な
ラテン語を得意科目に
しちゃうことだって出来ただろうに……。

このシリーズは、
根っからの悪人が、めったに出てこないし
観終わったときにちょっと泣けたり
考えさせられたりして、
充実します。

主人公が若者じゃなくて
オジサンおばさん、お年寄りってところも
人生の深いところまでフォローできるみたいで
わたしは個人的に好きです。

今回の話は、泣ける話でしたが
ケイレブの未来が明るくなることを
願ってやみません。

#テレビドラマ感想文 #アボンリーへの道

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