アボンリーへの道 #37
アボンリーへの道 #37
The Calamitous Courting of Hetty King ヘティの求婚者
あらすじ
アボンリーに、スケートの行商人ヒギンズがやってきた。
彼には足に関するこだわりがあったが
ヘティ伯母さんは、その足のこだわりにピッタリの女性。
ヒギンズは、ヘティ伯母さんを理想の女性と思い込み、
好意を寄せるばかりか、求婚までしてしまう。
困ったヘティ伯母さんは、お隣で土地問題でトラブルを抱えていた
キャンベルにある提案をする。
コメント
ヘティ伯母さんひどすぎる。
と言うのが、今回のエピソードの見どころです。
ヒギンズさんの人の良さでまぎれてますが
訴えられて当然だと思った。
自分のことを思うなら、○○してくれって
そんなことを言えば、だれだって
好意を持ってくれると思っちゃうよ。
身勝手すぎるなあ。
でも、憎めないんだけど(汗)
身近にいたら、ぜったい離れたい人ですが
蓼食う虫も好き好きというヤツかもしれない。
わたしが印象に残ったシーンはいくつかありまして
それのどれもがヒギンズさんの人格者ぶりを描写していて
この人にはヘティ伯母さんはもったいないと
思ったくらいでした。
とはいえヒギンズさんは、思い込みの激しい人みたいです。
足の形ですべてがわかる、という信念がある。
そして、アボンリーの人々は、
ヒギンズさんのジョークや優しさにほだされています。
ヒギンズさん、行商をやめて
ここに定住すればいいのに。
行商人として、いままで求め続けてきた理想像。
それが目の前に現れたなら、
もしかしたら、わたしも理性が吹っ飛ぶかも知れません。
ヒギンズさんがかわいそうですが
ひとごととは思えないリアルさがありました。
ヘティ伯母さんは、土地問題を片付けるために
利用できるものはなんでも利用しちゃう人ですね。
誇りがそうさせるのかもしれませんが
ナマナマしくて、こういうヘティ伯母さんは
好きになれません。
人は見かけによらない、というヘティ伯母さん。
自省してほしいとわたしは思いました。
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