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J2リーグ第10節 水戸 VS 藤枝(2023/04/16)

試合前

前節、徳島戦。
ミッドウィークのアウェイ戦を0-2で制した水戸。
今節の勝利をもって今季初の連勝を果たし
上位戦線へ食い込んでいきたいそんな1戦。

相手はJ3から昇格してきた藤枝MYFC。
お互い、公式戦で初めてのカードとなる。
今期、静岡3クラブがJ2に介するという
なんともまれなシーズンとなっているが
その中でも、暫定順位は藤枝がトップである。
ここまで「4勝1分4敗」と
イーブンな結果でKs'スタへ乗り込んできている。
暫定のリーグ得点王、渡辺の動きに注意したい。

個人的に、J3組とのJ2初対戦は
毎年毎年苦しい結果になっている印象を受けている。
これは「J3新設年」「松本・町田が昇格年」あたりから
ずっと感じている。2012~2013年あたりだろうか。

いずれにしろ、今の水戸には「勝ち」が必要な状況
引き分けでは、再度下位争いに戻るだけ。
ここでしっかり勝ち点3をとり、
GW戦線で、上位陣に食い込んでいきたい。

【スタメン】

    寺沼 草野
小原         武田
    前田 新里
大崎 タビナス 楠本 後藤田
      山口

前節、徳島戦とほぼ同じ布陣。
今節も寺沼の「高さ」「得点力」に期待したい。
一方で草野には
「守備を含めた運動量」「寺沼との連携からの得点」
に強く期待している。
後衛陣は、前節のような
落ち着きと集中力を引き続き期待し、
連続無失点を継続してもらいたい。

試合前監督インタビュー

相手のやり方はあるが、
まずは自分たちのやり方を攻守で遂行すること。
ゲームでのさまざまな変化に対応していくこと。
守備について意識するところ、
戦うところのベースを持ち続けることが必要。


前半

キックオフ:※15時過ぎ。天候は曇り。通り雨の可能性あり。
前半03分:開始すぐに小雨が降ってくる
前半08分
寺沼をポストとしたセカンドボール。
小原がボックスライン付近から狙うも枠外。
前半09分:水戸FK
武田が早いボールを供給するも、GKになる。
前半10分
立ち上がりは水戸優勢。
コンパクトな藤枝の陣形の隙間を利用して
前線にパスが通るシーンが多くみられる
水戸は中盤ですぐにボールを奪取できている状況
前半11分
センターサークルでボールを受けた草野
小原に斜めのロングパス。
そのまま小原が切り込むもゴールならず
前半11分
草野がボックス内で切り抜け、狙いすましたシュート。
しかしGK正面
前半14分【GOAL:藤枝】
中盤で奪取した藤枝。
ゴールサークルの渡辺にボールを供給し
振り返りながらのシュート。これがゴールとなる。
水戸、先制を許す。0-1
前半15分【雷雨による試合中断】
渡辺のゴールの流れから
雷雨接近のため、試合が一時中断となる
45分ほどの中断のち、16:05に再開となる
前半15分【試合再開】
ゴール直後のセンターサークルからの再開
前半19分:藤枝CK、選手交代
CK直前のプレーで後藤田が筋肉系負傷の疑い。
選手交代 OUT 後藤田 IN 松田
大崎が右SBへチェンジ。松田が左SBに入る。
CKは低いボール。難なくクリア
前半25分
試合再開後、10分経過。
藤枝のテンポが良くなる。
水戸は負傷交代も重なり、ペースが上がらない
前半29分:藤枝CK
低いボールを供給。水戸、難なくクリア
前半31分
松田がセンタリング。
早めのグラウンダー供給。
3人がスライディングで滑り込む
内、大崎がポストに膝を強打する。
なんとか立ち上がる。
前半37分:水戸FK
ゴールからは遠い位置でのFK。
ボックスに蹴りこむも、クリアされる
前半39分:藤枝CK
こぼれ球を藤枝がボックスライン付近からミドル。
枠内も、山口がセーブする
前半42分:藤枝CK【GOAL:藤枝】
ペナルティアーク付近のこぼれ球。
無回転の強烈シュートが決まる。
ゴールの左上。GKノーチャンス。
水戸失点。0-2
前半分
前半アディショナルは「4分」
前半分

寺沼を目がけたパスが流れる。
流れ球に草野が追い付き、シュート。
しかし、ゴールならず
前半49分:水戸CK
早いボールを供給するもゴールならず。
前半終了:水戸 0-2 藤枝

試合立ち上がりは水戸優勢。
藤枝のコンパクトな守備を掻い潜っての
前線への縦パスが良く通る展開だった。
シュートも数本あり、ゴールの予感を感じさせる。
しかし、1本のシュートでやられる。
ここで雷雨により試合中断。
再開後は藤枝ペース。
後藤田の負傷交代も重なり、調子が上がらず。
その流れのまま、2点目を決められる。
結局、その後も巻き返せず、ハーフタイムに入る。


後半

後半キックオフ:ハーフタイムの選手交代はなし
後半02分:水戸CK
ゴールならず
後半03分
ゴール前でのヘディングのパス回し。
最後に武田が触れるも、大きく枠を外れる。
後半07分:水戸CK
小原の突破からCK獲得
キッカー武田。ゴールならず
後半11分:選手交代
藤枝、2枚替え
後半14分
藤枝の低いセンタリング。
GKの前でバウンドするも山口、弾く。
こぼれ球に藤枝が詰めるも枠を外れる
後半15分:選手交代
水戸2枚替え
OUT 草野、新里
 IN 安藤、安永
後半17分
安藤-大崎-安永のつなぎから
最後は前田が強烈ミドル。
枠を捉えるもGK弾く。
水戸、CK獲得
後半17分:水戸CK
ゴールならず
後半21分:藤枝FK【GOAL:藤枝】
ボックス外で楠本がファールを取られる。
ゴール前に蹴りこまれたボールは
そのまま藤枝の足元へに届き、押し込まれる。
水戸、またしてもセットプレーでの失点。0-3
後半27分【GOAL:水戸】
センタリングのボールが流れて
フリーの大崎に。
そのまま強烈ボレーをゴールに突き刺す。
水戸、1点追い付く。1-3。
後半30分
:選手交代
藤枝、2枚替え
後半32分【GOAL:藤枝】
楠本のビルドアップ。
ドリブルが長くなりすぎ、カウンターを受ける。
藤枝、このボールミドルで放つ。
ゴール右隅にきまる。
水戸失点。1-4
後半34分:選手交代
水戸、2枚替え
OUT:寺沼、武田
 IN:唐山、井上
後半35分:
本日の入場者数発表【2,433人】
後半45分:
藤枝FK
藤枝、ゴール前に蹴りこむことなく
時間を使う。
後半アディショナルは「4分」
試合終了:
水戸 1-4 藤枝


試合後監督インタビュー

失点がこれだけつづけばそりゃ勝てない。
ボールを奪えればチャンスになるという分析はあったが
そこから得点につながらなかった。
ボールを怖がらず受けてほしい。
我々には力が無い。そこを追求していくしかない。

総評

磐田戦に続き
またしてもホームでの大量失点。
ポジティブなプレー、要素もあるが
それ以上に大量失点の悪さが目立つ
決めるべきところで決めれたとしても
この失点差ではどうしようもない。
セットプレーの弱さが明るみに出ている。
開幕からずっと改善できていない。

どこで切り替えられるか。
引き続き見届けるしかない。

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