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私の中に二人の人格が存在している

神経症気質の特徴の一つに、強気な自分が弱気な自分を責めるというものがあります。

最近気が付いたのですが、私の中に、めちゃくちゃプライドが高くて、自尊心が強い人格と、めちゃくちゃ自己卑下が激しくて、気弱な人格がいることに気が付きました。

多重人格とは違うのではないかと思います。

どちらも顕在意識で存在しており、二つで一つの人格を作っている感じです。

めちゃくちゃプライドが高くて、上から目線で、強気なくせに、言いたいことが言えず、私なんて・・・って、いつも自分を他人より下げてしまうのです。

表の顏は、控えめて、気弱で、従順で謙虚。

裏の顏は、プライドがエベレスト級に高くて、負けず嫌い。

気持ちは裏の顏なのに、行動は表の顏。

気持ちと行動が真逆なことに気が付きました。

しかも、その真逆さ加減の振り幅がかなり大きいのです。

これが、ゼロか百か思考とつながるのだと思います。

だから、生きるのがしんどいし、苦しいし、辛い。

おまけに、敏感で繊細だから、他人の気持ちとか、状況にすぐ気が付いて、感じ取ってしまい、こう言ったら和むかな?とか、こんな動きをしたら、この人は安心するかな?って思って、行動してしまうのです。

空気を読み過ぎるし、裏の裏まで推測してしまうし、色々な情報を事前に確認して予測を立てて、先々に起こるであろうことに備える癖が付いてしまっています。

これらは無意識レベルでやっています。

他人の気持ちを優先してしまう自分と、私を大事にしなさいよ!という自分がいて、お互いに腹を立てている感じです。

私が私に毎日怒っているんですよね。

私の本音はAなのに、相手が喜ぶからと、Bの行動を取ってしまうのです。

行動するときは、その場の空気でついそうしてしまうっていう感じです。

こうなると、もう大喧嘩ですよ。

お互いに責めまくります。

どちらも私なんですよね・・・。

病的な体型コンプレックスも、この二極の人格が原因なのだと思います。

両極な二つの人格があると認めて、どちらも許すということをしていくしかないですね。

と、これを書いていたら、もう一つの人格があることに気が付きました!

中立の人格。

プライドが高い私も、気が弱くてつい言いなりになってしまう私も、わかっていて、認める私。

この中立の人格がキーポイントになりそうです。

この中立の人格って今まで気が付いていませんでした。

でも、確実に存在します。

最近、この中立の人格がすごく頑張っています。

両極な私を認め、寄り添い、共感し、労わり、許し、癒すことに努めているのです。

最近は褒めるというスキルを身に付ける努力をしています。

他人を褒めるのは、ものすごい得意ですが、自分を褒めることがすごく苦手なのです。

他人から褒めてもらっても、受け取るのが苦手。

弱気な私がすごく苦手とするところです。

反面、注意されたり、否定されたり、拒否されることもすごく嫌いです。

指摘されたりすると、強気な私が我慢ならん!と大激怒しています。

一貫性がないのが私の特徴ですね。

だから、一貫性がない人を見たり、関わったりすると、もやもやして、許せない気持ちになるのかもしれません。

例えば、自分は出来ていないのに、他人にはハイレベルなことを求めたり、ニンジンが嫌いなのに、キャロットケーキを毎日食べ続けていて、ニンジンの味が強くて苦手って言っていたり、政治の文句や愚痴を言っても、何も行動しなかったりなど、自分を棚に上げる人を見た時に、どうやらもやもやしてしまうようです。

自分の中に両極なものを持っていて、何で?って思っているからですね。

だから、真逆のことを平然とやっている人を見ると、自分のことを見ているようで嫌なのだと思います。

中立の人格を育てる努力をして、両極な私がなるべく喧嘩しないように、共存できるようにしていくのが、生きにくさや苦しさを解消するポイントなのかもしれません。

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