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台北旅行記 そのに 1日目前編

つづき。
バランス間違えて長くなってしまった。

時刻は12時30分。
現金対応用にコンビニでお茶を買ってお札を崩したあと、魯肉飯の有名店、香満園へ。
R12雙連(双連)駅2番出口から右に曲がってすぐ。
13時までなのでぎりぎり滑り込み。
滷蛋と滷豆腐が残念ながら売り切れだったので、並んでいた白菜の漬物的なものと魯肉飯のみ注文。
ちょうど席が空いたので注文後はすぐに座れたし、あっという間にご飯も出してもらえた。お会計はこの時点で済ませて問題なかった様子。

魯肉飯とおかず。50元。

本当に小さい小サイズ。八角が入ってない(少ない?)のでくせがないと有名らしい。たしかに甘めのたれでご飯がするする入る。高菜も濃い味ではないので食べやすい。
漬物かと思った白菜もこれといった味はないので、箸休めにちょうどいい。まだ行列が途切れないのでさっと食べて退店。
並ぶ時間>食べる時間なのはもはやしょうがない。
早い時間ならおかずも種類があってゆっくりもできそうなので、次回があれば朝飯で訪れたい。

MRTで再び移動。R16士林駅へ。
故宮博物館へ向かうバスを探す。駅から北東方面へ進むと、博物館のキャラクターみたいな子の看板があって、バス停を案内してくれている。公式サイトにバスの番号まで載った案内があるので、それに従ってバスに乗る。
台湾のバスは手を挙げてとめる必要があるので、人が少ないところは注意が必要。今回はほかの人がやってくれたのでそそくさと後ろから乗る。
悠遊カードを乗り降りのときに機械にかざすだけなので簡単。

15分ほどで何やらきれいな建物が左側に見えてくるので、ボタンを押して下車。電光掲示板もあるのでこの辺りは日本のバスと変わらない。

故宮博物館前の公園

本館は正面の建物。左は緑道。右には池もある。
この白のきれいさが台湾っぽいなぁ、などと考えながら本館へ。
受付は窓口と、クレジットカードも使える販売機がある。350元。
中央のゲートを挟んで逆側には、音声ガイドの案内が。ここで日本語版を借りる。150元。愛想のいいお兄さんが使い方を丁寧に説明してくれる。
ロッカーがわからなくて一度ゲートを通ったら、荷物検査で茶が引っかかって案内してもらった。販売機のすぐ左手にあった。とんだ節穴……。

あらためて中へ。この日は月曜日で普段は休館だが、連休などの関係で年に何回か開館する特別な日だったこともあってか、割と空いている様子。
早速3階へ。かの有名な翠玉白菜と肉形石がある……と思ったら、肉形石は翌日から別のところで展示される関係で移動中だそうで。残念。
だから空いてるのか……? 翠玉白菜の前に人がいなくなる時間がある。日本ではありえない光景……。
日本ではない、というともうひとつ。中は写真撮影が許されている。三脚などをたてなければいいらしい。知らずに眼鏡とスマホしか持ってこなかったのを後悔したが、ロッカーに戻るほどではないか、と続行。

翠玉白菜

思ったより大きい。そして細かい。葉のひらひらや筋、バッタとキリギリス、何より緑のグラデーションが美しい。
空いているのをいいことに、いろんな角度から存分に眺めさせてもらった。

ガイドは展示物前の番号を入力して聞いていくのだが、入れてもなにも出てこない場合がある。マークがついているものは子供用などで種類が違うのはなんとなくわかる。でも何もなくてもならないのは何故……準備中?

食べる前に食事の写真を撮ることを忘れることはよくあると思う。
これと同じ原理で、じっくり見ていたものの写真をいくつも撮り忘れた。
そもそも博物館で写真を撮るという発想がすぐにとぶ……。

豚と犬
一番気に入った鹿
色が好き
取っ手?がかわいい
現代的な展示もある

団体客を避けたり、同じところをうろうろしたりして、まったり3時間弱滞在。ピンとくるものがなくてお土産は買わず……。100周年のディズニーとコラボしたノートなどはかわいかったが、いかんせんノートは余るほどある。
荷物をピックアップして、帰りは池方面からバス停へ。

全部回るとそこそこかかりそうなのでショートカットした庭。

バス待ちの間にポケモンGO。台湾限定ピカチュウと、日本では沖縄限定のサニーゴをゲット。
沖縄近いから台湾にもいるんだなぁ、と高をくくっていたら、どうやら博物館周りにしかいなかったようで、以後は出会えず。たしかにきれいなサンゴあったわ……。

バスで士林駅まで戻り、そのまま歩いて士林夜市へ。
それなりの距離があるので少し不安になるが、グーグルマップさんを信じてとにかく歩く。少し早い時間だったからか、まだ人もまばら。
そこかしこから香辛料のにおいがしてきて、これが夜市のにおいか!と軽く感動。
いくつか行きたい店は事前に調べてあったので、とりあえず向かう。

まずは士林廟口阿輝面線で綜合麺線。人気No1となってるミックス。
お姉さんが「パクチー?」と聞いてくれたのですかさず「のーぱくちー!」と答える。メモしてきたはずの「不要香菜」は出てこず……。
少し先に座るところがあるからそこで食べて、というようなことをジェスチャーで教えてもらい、向かうと簡易の席が。

綜合麺線の小。40元。

かつおだしにそうめんのような細麺。具は牡蠣とつみれとホルモンが少々。
パクチーも抜いてもらったためか、クセはまったくなくて食べやすい。
よく混ぜると具がごろごろ出てくる。麺は細かくなっているので、れんげで問題なく食べられる。とろみのあるスープは熱めだが、日が落ちると暑さも和らぐのでおなかも落ち着いてちょうどいい。

続いて大腸包小腸のお店へ。屋台なのでグーグルマップに店名がなかったのだが、とりあえず行列ができているところに並んでみる。

味がいろいろ。

ものすごく待った。(たぶん宅配の大量買いがあった?)
ハニーを頼んだら珍しかったのか、ちょっとお姉さんに戸惑われる。あまり味が濃いと飽きそうだと思ってのチョイスだったが、個人的には大正解。あまじょっぱくてペロッといけてしまった。

もち米入りの腸詰の上に肉ソーセージ。65元。
味によってはソーセージの上に高菜が入るみたい。

屋台ではそれなりに鉄板らしいので、たぶん探せば近くに別の店がある。
思ったより小さかったけど食べ歩きにはちょうどいい。
有名な3Dの虎が店のすぐ近くにいたので観ながら食べる。

3Dの虎さん
3Dは写真だと伝わらない。

食べ物はとりあえずもういいかなということで、美食区には寄らずに地上をぶらぶら歩いてみる。クレーンゲームの店が多い。
西側の大通り沿いを歩くと、においがすごい。これが、臭豆腐……!!
通るだけでも無理だったので、触れる機会はなさそう……。

においに参ったのもあって、士林夜市を離脱。

後編へつづく。

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