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台南旅行記 そのさん 1日目後編

つづき。

そこそこ歩いて向かったのは、邱家小巻米粉。10人ほど並んでいて待ちは15分くらい。発音に自信がなかったのでメニューを撮影して見せる戦法をすると、レジのお姉さんがセロリを現物見せて要るか聞いてくれた上に、席まで案内してくれた。ありがたい。

小巻米粉。110元。

ブリンブリンでしっかり味のするイカは絶品。麺は短いうどんのような太さだが圧倒的に食感は軽い。悪く言えばぼそぼそ感がある。セロリはほんのり風味付け程度。熱々のスープなので真夏には向かなそう。

胃は満たされたものの、飲み物が欲しくなった。有的蔬果汁専売店でマスクメロンジュースを購入。見せられた粉が何かはじめはわからなかったが、砂糖だった。再び「しゃお」とジェスチャー。氷も同じく。中サイズを頼んだが多くなったから蓋する前に飲め、とお姉さまに差し出される。そういえば口コミでそんな事例を見た、と思い慌てて飲むも、「もっと。……もっと!」とその時点でそこそこ飲むことに。

哈蜜瓜汁の中。30元。

思ったよりメロンの風味が少なめだったのは、時期がずれていたのかもしれない。でもさっぱりしていて飲みやすかった。

さて、チェックインにも早すぎるので、とりあえず行ってみたい店を回ってみることに。
おおよそ碁盤の目状になっている町並みは、大通りを基準にすれば歩きやすい。グーグルマップ片手に歩けばほぼ迷わない。とはいえ、路地裏の店などは、そもそも入口を探してさまようことになる。
ということであからさまにうろちょろしながらたどり着いた、年繡花鞋。路地裏でちょうど明るくなったところにある、チャイナシューズの店だ。
散々迷って、1足購入。350元。1点ものっぽいので写真はなし。(嘘。撮り忘れただけ)

続いて裕成水果行へ。
列に並んでたら、「声かけないの?」と後ろの人にアイコンタクトをいただいてしまったので慌ててショーケース越しにお姉さまにお声がけ。……慣れない。普段、声かけるまでこっちに来ないで!と思いながら接客しているから余計に。
かき氷も有名だが、食べきれる気がしないので、フルーツ盛り合わせ1人前をテイクアウトで。この日は100元だったが、メニュー表では80~120元となっていた。

時間もちょうどいいので本日のホテルへ。
煙波大飯店台南館(Lakeshore Hotel Tainan)。ホテル選びの基準は、個室に浴槽があるかどうか。たくさん歩いた日は特に入浴は外せないので。
洗い場はシャワールーム。浴槽が別になっていて浸かるだけの仕様。
例によって部屋の写真は忘れた。
注意書きやアメニティをチェック。歯ブラシやかみそりは受付そばに。お茶とポットとドライヤー、スリッパ有。ファブリーズ系はなし。冷蔵庫に小ポカリと小コーラ。
ポカリ片手にさっき買ったフルーツを開ける。

裕成水果行の総合切盤。100元。

スイカ、メロン、パイン、ブドウ、マンゴー、キウイ、グァバが、それぞれ2〜3個ずつ入っている。
どれも味がしっかりしていて美味しい。今回の旅で間違いなく1番。
グァバは初めて食べたが、さっぱりしていておいしかった。たとえは悪いが、食感はぼけたリンゴのよう。

ここで小休憩とばかりにベッドに寝転がってしまい、1時間ほど昼寝。慌てて起きたあと、次の目的地へ行くべく、台南駅まで歩く。
目的のバス停を探し、揺られて少しすれば、日が落ちきるまでに着いた。

花園夜市入口

台南の夜市は毎日順に開催されているらしい。この日は日曜日だったので、大きめの花園夜市へ。
食べ物エリアと、ゲーム雑貨エリアでざっくり分かれている。

西瓜汁。40元。

念願のスイカジュース。ものすごくスイカの甘さがして美味しい。これはたしかに感動レベル。無糖と言い忘れたけど、砂糖の甘さではないと思う。
種ごと砕かれているので、最後の方はジャリジャリした。
飲みながら散策。いくつか目当ての店はチェックしていたものの、どれも美味しそうで困る。

旗魚黒輪と書かれた屋台の。20元。

目の前で揚げたてをもらえる。どれが自分のか分からなくて手を出しかけたら制止された。失礼しました…。
魚のすり身揚げにカットされたゆで卵が入っている。ソースはいくつかあった中でトマトにした。赤かったので辛さを警戒するも、「蕃茄」が読めたので大丈夫だろうとかけてみたら正解。やっててよかった難読漢字の勉強。
一通り歩き回って、気になるところを回り直し。とうもろこしと滷味串?を購入。
バスの時間を調べるついでに入口近くに座って休憩しながら実食。

とうもろこし。40元。

とうもろこし屋はいくつかあったが、違いはあまりわからなかったので入口近くの店へ。焼きと茹で、迷って茹でに。
甘みはあるが日本のものと違って水分量が少ないように感じた。穀物感が強い。

滷味は目当ての店が来ていなかったので、似たような串の店へ。ずらっと並んだものを自分でボウルにとって渡すスタイル。
鶏もも肉らしきものと鶏皮、しいたけ、豆腐らしきものと米血糕と思しきものをチョイス。5本で100元。
近いものからとったら、上から取れ、とばかりに交換された。届かなかったんです…。辛味と胡椒の有無を聞かれたっぽいので胡椒だけお願いしたらいっぱいかけられた。…ちょっと袋の中で拭った。

豆腐?
米血糕?(食べかけ失礼)

鶏肉は、冷たいせいもあるが、親鳥かなってくらいの固さ。鶏皮、しいたけは無難なお味。豆腐はぼそぼそまでいかない適度な固さが良き。そしてビビりながら食べた米血糕はもちもちで美味しい!臭みは全然なかった。ぷちぷちもちもち食感、クセになりそう。

ところで、バスが来ません。ちょっと不安になるくらい暗いバス停。予定時間を過ぎても来ないと思ったら何故か、通過しました、と出ている。どういうことかと思ったら、その時間は留まらないバス停にいたらしい。場所の確認も同時に出来るからと、グーグルマップを信じたのが間違いだった。公式アプリを入れていた意味ェ…。
しかも調べなおすと、違う場所の方がちょうどよいところを通過してくれそうとわかり、移動。…いいんだ、ゆっくり食事出来たから。

大通りでバスを降りて、道なりまっすぐ行けばホテル……と思ったが、ちょっと寄り道。
甜菓氷舗でテイクアウトでプリンを購入。プレーンとゴマ。1個45元。
写真は例によって忘れたけど、これがとても美味しかった。かためで濃厚。果物とかき氷の有名店ではあるものの、口コミ見ておいてよかった。

ホテル帰って風呂入って、本日の所持金チェック。
誤差0。拾い忘れなし。ヨシ!

帰りの便のオンラインチェックインと検疫用のあれこれを済ませる。今回は漏れなし。やり方も覚えてる。

というわけで翌日(最終日)へつづく。

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