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糖尿病と便秘

便秘は、糖尿病の一般的な合併症です。

便秘は、糖尿病患者の約11%から約56%の人に認めます。

糖尿病の人が便秘になりやすい原因としては

高血糖による大腸(結腸)の自律神経障害
高血糖による直腸・肛門の機能障害
糖尿病の医薬品(GLP-1製剤・SGLT2阻害薬など)の副作用

が考えられます。

糖尿病の血糖値の管理が悪いほど、糖尿病の神経障害などの合併症は進行しやすくなります。

そのため、糖尿病の便秘解消の治療は、はじめに、良好な血糖コントロールを維持することが大切です。

次に、

便秘の副作用のある薬をチェックする。
食物繊維を十分とり(一日20g-25gを目標)、運動する。

以上の2点に注意します。

上記を行っても、便秘が改善しない場合には、一般的な便秘に効果のある治療法に準じて、下剤による薬物治療を行います。

続きは当院サイトをご覧ください。

アスクレピオス診療院
〒465-0086
愛知県名古屋市名東区代万町3丁目11番1
星ヶ丘ドクターズビル2階
TEL.052-253-5174

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