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スタバの注文とイングリッシュネームと


※2019年~20年まで1年程カナダに居たので、その時の備忘録です。



やはりアメリカが隣の国だからか、カナダにも至る所にスターバックスが!

いきなりですが、海外のスタバでは注文時、名前(ラストネーム)を聞かれることを知っていますか?

日本では、レシートをもらう→商品名で呼ばれる→レシートを店員さんが確認し、商品を受け取る・・・という流れだったと思いますが、今まで私が行ったことのある外国のスタバでは、注文時に名前を聞かれる→商品が出来たら名前で呼ばれる→受け取る(商品のカップに名前が書いてある)と言った感じ!

今回、カナダでも聞かれたわけだが、そんなに難解な名前では無いのに、
あまり聞き取ってもらえない!
(日本人の名前で馴染みがないからしょうがないね。)

なので、毎回のように、名前を言った後に名前のスペルを聞かれる。
例えばユリコという名前であれば、
「Yuriko, Y U R I K O (ユリコ、ワイユーアールアイケーオー)」
のような感じ。

そんな時間がかかる作業では無いのは承知だが、例えばクロエというイングリッシュネームなら、「Chloe」で終了だ。That’s it! 簡単〜!

というわけで、心底面倒臭がり屋の私は、スタバでは適当なイングリッシュネームを使うことにした。イングリッシュネームというか、レストラン待ちで名前を書くときに田中じゃないのに「田中」って書くみたいなアレだ!

イングリッシュネームを使うことのポイントとしては、統一していつも同じ名前で名乗ることだ。

誰からも聞かれてないのに、なんでポイントとかほざいてんのアンタ?って感じだし、まあ考えたらわかることだが、アホ全開にのんびり暮らしていた私は、その日の気分でElleとかEmaとかMichalleとか名乗っていた。


– カナダのカフェで待たされることなんて常なので、その日もぼんやり待っていた。

「Mindy, Strawberry açaí lemonade ☺︎ (ミンディー、ストロベリーアサイーレモネードですよ〜☺︎ )」

「May, Mango Dragonfruit ☺︎ (メイ、マンゴードラゴンフルーツできたよ〜 ☺︎ )」

「Eiden, Caramel Frappucino ☺︎ (エイデン、キャラメルフラペチーノよ〜☺︎ )」

どんどん呼ばれる。そしてみんな引き取りに行っていた。

「Ashley!(アシュリー!)」


一際でかい声で呼ばれるAshley。

「Ashley!Strawberry açaí lemonade, less ice!(ストロベリーアサイーレモネードのアイス少なめでオーダーした、アシュリー!)」

「Ashley!Strawberry açaí lemonade !(アシュリー!ストロベリーアサイーレモネードだってば!)」


「ASHELY!!!(アシュリー!!!)」



おい、叫ばれてんぞ、アシュリー。

「も〜アシュリーってばお友だちとの会話に夢中なの?
早く取りに行けよ〜!店員さん怒ってんぞ⭐︎笑」などと思っており、自分のドリンクを待っていた。

叫んでる店員さんとは別に、目の前の店員さんと目があったので、「もうアシュリー取りに来ないから大変ですね〜」みたいな感じでアイコンタクトを取り、ニッコリと微笑んだ。(目があって微笑むのは結構普通にあるので。)

すると素敵スマイルの店員さんが近づいてきて、

「You, Ashley,Right? You must have been ordered Strawberry açaí lemonade!
(あなたアシュリーよね?絶対ストロベリーアサイーレモネードオーダーしてたよね!」



はーーーーーい!!!!!私でぇぇぇぇぇえええええす!



光の速さで飲み物を受け取りに行き、むちゃくちゃ謝った。

お客さんたちにも「君がアシュリーか!笑」「めちゃくちゃ呼ばれてたぞ!笑」と言われる始末。ええ、めちゃくちゃ呼んでもらっていましたね。。。

もらったストロベリーアサイーレモネードのアイス少なめを見ながら、申し訳なさは増し増し。

これ、イングリッシュネームじゃなく、記憶力の問題だ。。。

この出来事からアシュリーという名前を使うことにした私だった。

みんなも名前を叫ばれないようにね!

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