緩やかに絶滅してゆく私たち
こんばんは。蒸し蒸しとした気候となってまいりました。
朝晩と寒暖差があり、雨雲もあり、心身ともに乱れがちになる今日この頃かと思います。
最近の私は、新NISAを始めようと株式であったり投資信託であったりの銘柄やら用語を調べては寝落ちする毎日です。
そろそろインプットだけでなくアウトプットして、バランスを取らないとつまらないぞ。と思っていたところ、さっき大森靖子ちゃんのOver The Partyを聴いて、そうだ、人類は緩やかに絶滅していくんだと常日頃から考えていたことを思い出しました。
私はこの曲が大好きで、この煮詰まった出口の無い平成、暗い部屋。という感じが居心地良く感じます。あまり良くないことですが、心のどこかにこの居場所を持つ人たちは、この曲に救われている気がします。
で、なぜ、この曲を聴いて人類が緩やかに絶滅していくのかに思考が飛んだかというと、昨今の大森靖子ちゃんの楽曲は曲としての完成度が高く、キラキラしていています。対してこの曲の行き場のないザラザラっとした、アンダーグラウンド、振り返ればこれは昨日の私、という未完成感のある昨人は程遠くなっています。つまり、芸術性が高くなっているのです。
これは大森靖子ちゃんに限った話ではなく、他の作家さんにしてもそうです。全部完成度が高くなってる。芸術としての完成度が上がるにつれて、比例するように生身の温度が冷たくなっているように感じられるのです。そういう時代性なのかもしれないけど。要は血を感じられなくなってきいて、清潔で、綺麗で、都会的で、血を流さなくても感じなくても生きていける世の中になってきて、血はフィクションで感じるもので、語り継ぐ人がいなくなっていって、きっとその世界を平和と呼ぶから正解なのだと思うのだけど、生きることに恋焦がれる必要性もなくない?となってしまう。世の中が完成に近づくにつれ、必死に生きる必要なくない?ってなるんです。多分、日本で平和に暮らせば暮らすほどそうなりそう。
諸外国では変わらず様々な問題があり、明日食べるものも用意できなかったり、1日1日を必死で生きるしかない国もあるから、住む場所が変わり視点も変われば、この考え方も変わってくるとは思う。
このBappa Shotaさんのチャンネルは各国の内部に入り込んで取材されているのでとても勉強になります。
とはいえ日本もちょこちょここっそり法改正されてるからこんな平和ボケ発言、できてた時代が幸せだったと思える日が来るかもしれないですね。
話があちらこちらに飛んで悪いのですが、このマウスの楽園実験という動物実験があります。
ざっくり説明すると、敵もなく食料の不足もなく、何不自由なく生存させたマウス達は一度めっちゃ増えるのですが、最終的に生き残ったオスは性行為に興味がなく、絶滅するのです。しかもこの実験は25回ちょとずつパターンを変えて実験したそうですが、25回ともどのマウスの群れも全部絶滅したそうです。
さてここで、昨今の日本に戻ります。おたんこなす国会のおかげで子供を産み辛い、育て辛い社会になり、出生率は下がっています。それに輪をかけて、娯楽が増えるもんだから性交経験のない人も増えています。最初に話した、清潔で綺麗な芸術のように、人間も綺麗になってきていますね。
最近はAIの発展も目覚ましく、現実的な人との繋がりがなくてもAIとやりとりすることもできますし、セクシービデオもVRで視聴できます。この間Xで、このVRに触覚を体感できる技術もあると知りましたので、このVR &AIの産業は、娯楽としても孤独の穴を埋めるものとしても大活躍していくと思います。1人は寂しいけれども、煩わしい人間関係は嫌だ!といタイプの方には打って付けの、デザイナーズフレンドや恋人が作れる未来が近いと思うのです。
もう人間いらんやん。(飛躍しすぎですね。)
でも、最後の人類の世代達は満ち足りていて、このような気持ちになる終末を迎えているかもしれませんね。特に人間にとって労働が必要でなくなった時そうなりそうですよね。今はまだ労働者がいる世の中ですが、コロナ禍を経てリモートは増えましたし、これからはAIにどんどん仕事がとられていくはずです。そうなると最低限の人間だけで世の中は回るようになるでしょう。つまり、こんなに人間いらんやんになるのです。。。。
日本はもしやその実験地にされているのでしょうか。。。
怖い怖い。
考えるの一旦ストップし〜よお
おやすみなさい
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