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「休まないことが⾏動⼒に」 粋然株式会社 代表取締役 島⽥剣太
Today's President
島⽥ 剣太 さん
島⽥さんは、2023年9⽉に静岡県沼津市で「粋然株式会社」を⽴ち上げた起業家。 粋然株式会社ではソフトウェアとハードウェア両⾯で自動生産機械の設計、製作、IoT関連の事業を⼿掛けてる他、医療機器関連の事業展開も⽬指している。 沼津⾼専の卒業⽣で、⼤⼿化学系企業に就職。その後、あらゆる分野の企業に勤め、起業に⾄った。
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インタビュー
Q1. 起業して苦労したこと、楽しかったことは何ですか︖
⼩さな困難はあったかもしれないけど、困難なんて思ってる暇がなかった。そんな⾵に⽴ち⽌まって時間を費やす余裕がなかったよ。何かあったらすぐに対策しなきゃいけないからね。恐れている暇はないよ︕ 楽しいことは、いろんな⼈と会えることだね。これはすごく安⼼する。あとは、思ったことがさらに早くできるようになったこと。これは起業して1番のメリットかもしれない。権限を持つ以上、責任を取らないといけないけど、やることは圧倒的に早くなる。中⼩企業で⼤事なのはスピードだよ。
Q2. 経営者として⾃分が優れていると思うことは何ですか︖
何よりも思ったことをすぐにやること。⾏動⼒があると思う。あと、敵を作りつくりにくいこと。ミスをすることは絶対にあるから謝り⽅が⼤事だよ。そして笑顔も⼤事。表情はすごく⾒られるよ。
Q3. 今後やりたいことを教えてください。
まず、メーカーになるというのが⼀つの理想。キーエンスのような⾃社で企画・設計・販売をするファブレス企業を⽬指したい。また、⾃⾝が収めたサービスに対するアフターサービスもやろうと思っている。さらに、お客さんが⾃分で創意⼯夫できるプラットホームを構築したい。これができたら企業としては最⾼の商品になるね。
Q4. ⾏動⼒の原点は何ですか︖
社会と人の役に⽴ちたい、その利他の想いが⼀番⼤きい。それを思うと無駄な休みは不要になる。「休まなくていいんですか︖」ってよく聞かれるけど、正直休みの定義がわからない。毎晩体は休めているのだから。人が立ち止まっている時に活動すること。これが差を生み、結果を一番実感できる。休日を意識しないことが⾏動⼒になって新しいことを⾏うことにつながると思う。
Q5. 今後必要となる⼈材を教えてください。
CADやプログラミングは、⼀般的な教養として持っていてほしい。特にCADは工業系の場合どの様な形でも図面を作成するところから仕事が始まる為、必須であると認識している。また会社内で他部署で行っている作業の知識があれば、社内で前段のミスを⾒つけられる可能性が高くなり、大きなトラブルを防ぐことができる。接客は全員にやってもらいたい。 これはより良い商品を作る上でも⼤切になる。
Q6. 若者への⼀⾔
思ったらすぐに⾏動する︕迷ってるのは無駄の時間︕⾏動⼒が起業⼒だと思うよ。そして、⼈のために⾏動する、利他の気持ちを忘れないでほしい。
Q7. 10年後の会社の姿
この沼津に会社を置き、地域のために法⼈税を払いたい。 会社として、地域に何千万円、何億円という単位で税⾦を納められるようになりたいです。数百⼈規模の会社にして、メーカーにもなりたい。 そして、インドやアフリカといった海外に2か所くらい拠点を作りたい。
まとめ
島⽥さんから⾏動⼒と利他の精神、コミュニケーションの⼤切さを学びました。私たち若者には未来を変える⼒があり、島⽥さんのように情熱をもって物事に打ち込むことが⼤切なのだと思います。私たちは粋然株式会社のさらなる成⻑を応援しています。
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