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実家の猫の事

父 母は猫好きだ。
物心ついた時からずーっと、家には猫がいる。

『猫は家につく。』というけれど、
どの猫も出って行ったきり帰って来なくなった。
(一匹だけ家で冷たくなっていたな。)
けれど、少しすると家には猫がいる。

写真の猫は今年で22歳(23歳だったかな?)

両親の話では、
椅子の上でじっと座っている事が多し、
夜もあまり起こされなくなった。と。
椅子の上に上がるのもやっと。と言った具合だ。

実家から電話が来ると、
「猫に何かあったんじゃないか。」と、
そわそわしてしまう。
親でも、兄弟でもない、
”猫”という家族だ。

7匹産まれたうちの一匹で、
お母さん猫と、外の段ボールで過ごしてもらっていた。
ある日、4匹は近所の猫にやられてしまった。
(突然お母さん猫が叫んで、みんなで外を見に行ったけれどダメだった。)
3匹になってから家に入れるようになって、名前を付けた、
「パンダ」と「チョコ」と「チョビ」

「パンダ」はふわふわで、もこもこで、可愛かった。
可愛かったから、すぐにいなくなった。
おそらく誰かが拾っていったのだろう。

「チョコ」と「チョビ」が残った。

「チョコ」も可愛かった。
「チョビ」は可愛くなかった。
なんなら、名前も付けてもらえなくて、
「鼻の頭の横に ”ちょび” っと黒い模様があるから
 ”チョビ”でいいんじゃない。」と母がつけた名前だ。

今日はここまで。

サポートっていい言葉ですね。 頂けるのであれば素直に感謝して頂きたいと思います。 食べ盛りのお子様たちがますます大きくなるためのサポートとさせていただきます。