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単純

午後、 陽の当たる部屋の掃除 暖かい、 掃除機も軽く進む 良い天気、 子供達の声と差し込む陽 それだけ、 一瞬ふわっと浮かんだ 何にも関係なく、 今、ここ。 良い気持ち。

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呼吸をする。 意識して息を吐く、 お腹と、胸を使って、 肺をぺちゃんこにして空気を出す。 出るものが無くなると、 肺に空気が入ってくる。 今日あった事を全部吐き出して、 なんでもない物が身体に入ってくる。 出さないと、新しいものは入ってこない。 呼吸をする

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日曜日

朝から元気な子供達の声 30分毎に変わる主人公 ご飯、掃除、洗濯、片付け、 終わらない家事 外で縄跳びをする人 コタツでYouTubeを観る人 毎日のいろいろの雑用 進まない作業 買い物、 公園、 散歩、 サザエさんのじゃんけん。 おやすみ。

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乾杯しよう。

一緒にご飯を食べよう。 出来たら向かい合って。 お互い、自然と笑顔になったら良いね。 自宅でも、洒落たレストランでも、 居酒屋さんでもいいな。 何気なくグラスとグラスを合わせて、 『乾杯。』って。 日常を喜び合うやつが良いな。 適度な疲れと、程よいリラックスを感じながら、 今この時を味わうやつが良いな。 いつ、なんて約束するのは野暮で、 そのうちに… ってのが自然とやってきて、 けど、来るべくして来たな。 なんて、お互いに感じてたりして、 やっぱ

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実家の猫の事-その2

チョコとチョビ、二匹の子猫がうちに残った。 (お母さんはいつの間にか居なくなっちゃた。) 家族も、幼馴染も、みんなチョコを可愛がった。 人になつくのが早くて、ほわほわしてて可愛かった。 チョビはあまり抱っこされなかった、 小さくて、ヒョロヒョロで、可愛らしさに欠けていた。 その時は、なにも感じなかった。 いや、チョビが残った事が残念だった。 「可愛くない猫が残った。」って思った。 しばらくは、二匹で仲良く暮らしていた。 相変わらず、チョコはほわほわで可愛くて、 チョビは痩

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