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夢を見ることの・・

最近、電子系教材(オンライン授業で使ったりする教科書や、アプリも含めてそう呼んでおく)が数多くあって、何か参考になるものはないかと、HPを見たりするのだが、だいたい説明として書いてあるのは、実際の教科書の中身・扱う問題ではなく、この電子系教材がどのような理念に基づいて作成され、何を目標にするのかということである。まあ、それは大切なことだ。だが、具体的な中身が分からなければ、それがその理念や目的に適うコンテンツであるかどうかは判断出来ない。

昨今、webでの広告はモノを知ってもらうために、とても重要になった。目に留まる写真を使ったり、これを利用すれば、学力も上がったり、また学校教育の目指す地点とは別の人間力を付けることが簡単に出来るような、そんなフレーズを並べたりと、それらは一つのマーケティング戦略ではある。(実際そういう教材なのかもしれないが、中身が分からないのでHPを見るだけでは、残念ながら判断不能である。)

「夢を見ることが出来るかどうか」は一つのキーワードであって、それを使えば出来るようになりそうなモノ(教材だけではなく自分が通う塾・予備校も含む)を選ぶのは、非難出来ない部分ではある。しかし、通信網が発達して時代は進めど、いまだに次の言葉は金言だと思う。

「学問に王道なし」「ローマは1日にしてならず」

すなわち勉強(それは決して特別なものではないと私は思うが)とは地味で地道な作業である。どのような教科書・問題集、そして電子系教材を使おうと、日々努力を続けてゆかなければ、学力・人間力は上がることはない。(逆にどのようなモノを選んでも、頑張ればそれなりの成果は上がる、というのも正しい。)飛ばしたシャボン玉が弾けないように頑張って欲しいと思う。

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