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ミュージシャンのクラウドファンディングについて

asistobeスタッフの越後です。
実は音楽業界に入る前に、クラウドファンディング(以下CF)の会社で働いた経歴があります。ので、最近はCMとかでもよく見るようになり、身近な人でも使ってるよ!がみなさんの周りでも増えてきてそうですね。

関わったプロジェクトはどれも思い出に残っていますが、当時で1,000万円近くの応援が集まったこのプロジェクトは特に印象的でした。
https://camp-fire.jp/projects/view/649

今回はミュージシャンの利用も増えてきたCFを使ってみたいとか、そもそもどんなものか知ってみたいって人向けに書きます。

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CFってなんだっけ
音楽や映画、そしてアート、NPO的ないいこと、さまざまなジャンルの企画が日々投稿されているインターネットのサービスで、資金が集まることでさまざまな可能性が世の中に実現されていき、想いが形になるあたらしいお金の流れを生み出せるもので、日本では2011年頃に始まりました。

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お金が集まる、ではなくてお金を集める
大体クラファンをやるときに一番聞かれるのが、どこのサービスを使えばお金が集まるかって話がありまして、そこから認識が間違っている人が多いです。
企画を掲載したあと、まずは自分の身内や身の回り、それこそ自分のSNSはフル活用してページを見てもらう必要があります。

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どんな企画で使えるんだっけ?
たとえばビジネスのアイデアを考えるのに近くて、誰のために、なにに貢献したくてやっているかや、どんな風に続けていきたいか、そのためにこの企画の時点でなにが必要かなどを説明する必要があります。

過去に、所属していたアーティストでCDではなく、アーティストブックを作ろうという企画をクラウドファンディングしました。お金も集まりましたが、アーティストが届けたいものや、ファンに伝えたいことをエモく形にした結果、結構集まりました。
https://camp-fire.jp/projects/view/163707

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最後に、CFって人に説明できる?
会社やチーム、パートナーの人たちと一緒に仕事やってる人は、最後にどうCFのことを説明しよう?で止まって、企画を塩漬けにする人が多いです。
まずは自分のジャンルで、やりたいことで類似の事例を探してみましょう。事例を見せながら、CFの事前決済の部分については、予約販売だ!とか、何人以上で実施が決定するバスツアーとか、そういった例を持ち出して伝えてみましょう。

*ちなみに私はCAMPFIREをおすすめしますけど、ただの贔屓です。細かいところで他サービスよりいいところもありますが、ウェブサイトのデザインが好き。

以上、これからCFをやろうとしている人はがんばってください。

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