ビルもIoT化支援 新会社

大林組と日立ソリューションズは、あらゆるモノがネットにつながる「IoT」技術で空調や照明などの設備機器を管理する「スマートビル」の運営支援事業に乗り出す。共同出資会社を設立し、ビル内の通信ネットワークの整備や、設備機器にセンサーなどを取り付けてIoT対応にするサービスを展開する。中古ビルの改修需要を取り込みたい考えだ。

空調や照明機器の制御のほか、無人受付や会議室予約などの機能を連動させることができる。ビルのエネルギー消費に関するデータを収集・分析し、ビルオーナーがESG(環境・社会・企業統治)に関連するリポートを作成しやすくする。大林組と日立ソリューションズは、それぞれ米シリコンバレーにスタートアップとの連携拠点を設けており、現地や日本のスタートアップと連携して、サービスの品ぞろえを広げていく。

#日経COMEMO #NIKKEI

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