物価基調 2.7%上昇

日銀は28日、2月の消費者物価指数(CPI)から変動の大きな品目を引いた「刈り込み平均値」が前年同月比2.7%上昇したと発表した。伸び率は1月(3.1%)から鈍化した。政府の経済対策で電気・ガス料金が押し下げられたことが影響した。

総務省が24日に発表した生鮮食品を除くCPIは前年同月比で3.1%上昇した。伸び率は13カ月ぶりに鈍化した。日銀は物価の基調をつかむために、刈り込み平均値や加重中央値、最頻値といった指標を独自に算出して政策判断の材料にしている。

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