バーベキュー食材 牛肉3割高

ゴールデンウイーク(GW)に手軽なレジャーとして、家族や友人と楽しむバーベキューの食材価格が上がっている。ウクライナ危機の影響で主役になる牛肉の店頭価格は前年より3割高い。ホタテなどの海産物も新型コロナウイルス禍による自粛ムードが後退し、引き合いが強まっているという。

野菜はバーベキューで定番
ピーマンの卸値が4月下旬の東京市場で1キロ644円と前年同期比32%高い。主力の茨城県産や宮崎県産は気温低下と日照不足で、出荷量が落ちている。カボチャはこの時期に主力のニュージーランド産の卸値が609円と2.8倍。同国の産地で2月に洪水被害があり供給が少ない。
有頭エビとして流通が多いアルゼンチン赤エビ(冷凍)は足元の供給が多く、卸値は前年を下回る。ただ店頭は円安が進行した22年に高値で調達したエビが並ぶ店も一部でみられ、都内の鮮魚店では前年を15%上回る1パック(12尾入り)960円程度になっている。

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