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”質”の高いクリエイティブを開発する上で必要な5つの項目|最低限抑えておきたいポイント|具体例交えてご説明します

こんにちは、ウッディです。WEB施策やSNSマーケティングをしていく上でも非常に重要になりますが、今回は”質”の高いクリエイティブを開発していく上で必要な5つの項目についてご紹介したいと思います。あくまでWEB施策やSNSマーケティングは戦術に過ぎないので、その前のクリエイティブをどう設計し構築していけるかが勝負の分かれ道になってきます。クリエイティブ開発=戦略立案といっても過言ではないくらい、非常に重要なポイントになりますので、一緒に理解を深めていきましょう。クリエイティブ開発だけではなく、マーケティングの基本のスキルにもなる部分ですのでしっかりと頭に入れておきましょう。

では、早速始めていきましょう!


1つ目:ターゲットの定義

年齢層や性別、どんなエリアに住んでいて職業は年収はどのくらいの人なのか等の情報をしっかり明記していきましょう。例えば、10代後半~20代の女性、OLまたは学生、全国対象等具体的にペルソナの構築をしましょう。

2つ目:ターゲットの現在の認識や購買行動とインサイト

まずは、定義についておさらいします。認識や行動=認知がない、特長が理解されていない、競合を使っている、わざわざ店舗に行かない等具体的に記載する。そして、インサイト=皆さんが担当している商品・ブランドや提供しているカテゴリー・サービス、ライフスタイルに関わる”ホンネ”、現状の認識・購買行動の裏付けとなっている心理のことになります。
具体例としては、<主な認識と購買行動>については、例えば■この商品はよく知っているし、何度も食べたことがある。■他の競合の商品との違いが分からない■飲み物とかお菓子は自分のお気に入りが何種類かあって等。<注目すべきインサイト>については、■毎日の生活では、「もっと楽しい時間が欲しい」「友達と一緒におしゃべりを楽しみたい」「友達と一緒に食べたり飲んだりするのが楽しい」

3つ目:ターゲットに求める変化

つまりは、このクリエイティブに触れた、接した後に、どう顧客に認識や行動の変化をしてほしいのかを具体的にしていきます。例えば、クリエイティブに触れた後、<Aの商品は決して時代遅れではなく、今の私にぴったりだと気がつく>等、顧客にどんな心理状態の変化を起こさせたいのかを事前に仮説立てておくことが必要になります。

4つ目:最も重要な伝えたいメッセージ

ここで重要なポイントとしては、必ず主語や述語を使った文章になるようにし、要素を複合せずにできる限りシンプルにかつユニークなものにすることが重要です。例えば、<Aの商品を購入して友達とシェアして食べる人は、いつも、一緒にいる人のことも想っています>等のように明記していきます。

5つ目:上記メッセージを信じるに足る理由

この5つ目の要素が最も重要なポイントになります。1つ目の順番から4つ目の順番まででメッセージを構築してきましたが、5つ目のところではメッセージの裏付けとなるポイント(よくマーケティングの教科書ではReason To Believe略してRTBと呼ばれるところ)をこちらもシンプルな箇条書きにして具体的に分かりやすくすることが鉄則です。
例えば、■ピュアな品質と美味しさが誰にも安らぎを与える■長い間、家族の温かなコミュニケーションの真ん中にあった■栄養価が高く、疲労の回復などの効果がある、といったように箇条書きでシンプルに書き出していくことが必要。

ここまで具体的にかつ明確になってきてから、実際にクリエイティブ開発に作業として入っていくことになる。またここでの5つの項目を明確にしておくことで、WEB施策やSNSマーケティング等の戦術にも繋げていくことができる。

クリエイティブ開発とは戦略立案でもあり、「誰に」「どんな価値」を提供し、「顧客のどんな悩み」を解決するクリエイティブにするのかもベースとして考えていきながらストーリーを組み立てていくことが大事になってきます。

ウッディ

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