ひとり親になり選んだ、自分らしく働く道—フットケアへの挑戦
なぜフットケアを勉強しようと思ったのか
会社員として働いていた頃、日々の業務にどこか物足りなさを感じていました。
毎日同じことの繰り返しで、やりがいや楽しさを見つけることができませんでした。
そして、定年までこのまま働くことに対しても、漠然とした不安を抱えていました。
「このままでは、年齢を重ねるごとに精神的にさらに辛くなるのではないか」
と思い始めたのです。
そんな中、昔から興味のあったボディワークへの関心が再び芽生えました。手を使って人の身体に直接触れ、ケアをすることで喜んでもらえる仕事に、ずーっと以前から魅力を感じていたことを思い出しました。
その後に離婚してひとり親として働くことになり再び考え、自分がやっていて楽しいと思える仕事を選びたいという気持ちが強くなりました。
家族を支えるための仕事は必要ですが、それだけでなく、心から楽しめる仕事を選びたかったのです。
子供の前に自分のやりがいを見つけたい
親として子供のために働くのはもちろんです。
ですが、子供のためだけに働いているという感覚に縛られたくはありませんでした。
自分自身が楽しめる仕事でなければ、いずれ子供にもその不満が伝わってしまうのではないかと思いました。
そんな時に「フットケア」に出会ったのです。私はフットケアという未知の分野に挑戦することにしました。自己実現と仕事のやりがいを両立させたかったのです。
その第一歩でした。
フットケアの世界に飛び込むことは新たな挑戦であり、ワクワクしました。
人の役に立ち、感謝されることの喜び、そして自分自身が心から楽しめる仕事ができるということ。それが、私がフットケアを学ぼうと決心した理由です。
決心する時には必ず障害がある
フットケアを学ぼうと思ったのは、自分が楽しめる仕事を選びたいという思いからでしたが、そこには様々な葛藤もありました。
安定した会社を辞めることへの不安や、周囲からの反対の声もあり、簡単に決心できるものではありませんでした。
次回は、そんな私の決断を妨げた壁について、どのように乗り越えてきたのかをお話ししたいと思います。ぜひご覧ください。
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