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No. 38足を丁寧に洗うことで、巻き爪の痛み予防!?

年齢を問わず多い、足爪のお悩みに「巻き爪」があります。

巻いている程度も人それぞれ。痛みの程度も様々で、全く痛みがない人もいれば、歩くのが辛いほど、痛みが強い人もいます。

正しく足爪をカットすることが巻き爪の予防、痛みの予防に大切なことを何度も伝えてきました。

実は爪周りをよく洗うことも、巻き爪の痛みの予防に効果的です。

特に高齢者は角質が付着しやすく 巻き爪の痛みの原因になっていることがあります。 足を洗うときに、指先の爪周りも石鹸でよく洗ってください。

記事の最後に、内容をA4にまとめたPDFを100円でダウンロードできます。社内、施設内での勉強会や研修で使用して頂くきたいと思い作成しています。配布について施設利用者・ご家族・スタッフ・法人内は制限しませんが、販売・営利目的のセミナー。講座での配布は禁止です。販売する商品に無断で添付することも禁止です。

足爪周りの角質の付着がトラブルの原因になる

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足爪のカットをする場合、私たちはいきなり爪切りニッパーの刃を入れることはありません。

皮膚と爪の隙間を専用の道具で確認しながら、慎重に刃を入れます。

その時に、爪の周りや爪の中に角質が付着していることがあります。

特に巻き爪の中には、角質がたまりやすいためカットの前に角質の除去をします。

⻑年、付着している角質は石のように硬くなっていることもあり、痛みの原因になる場合もあります。

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保湿をしながら少しずつ除去をしますが、一度のフットケアでは取りきれないことも多くあります。
上の写真は、角質が爪の周りに多く付着していて痛みが出ていました。

できる限り痛みがないように気をつけながら、角質の除去を行っています。

高齢者が爪周りの角質が貯まりやすい理由は、入浴の回数が少ないこと、新陳代謝が悪いことが あります。

入浴時には、爪周りも石鹸で洗ってください。 爪周り用のブラシもありますので、付着が多い人は使ってみてください。

 毎回、丁寧に洗っていると月に1度のフットケアの効果が倍増します! 角質が除去しやすく、爪も柔軟になるからです。

足の清潔の維持がトラブルを回避する!画像3

爪周り用のブラシは、毛が柔らかいものを選んでください。 

洗う時は優しくそっと擦ります。力を入れてゴシゴシすると皮膚を 傷つけてしまいます。

爪の周りの角質がなくなると、健康な爪が下から伸びてきて、色も良くなります。

以前、水虫の改善のために毎日、足浴した結果、変形爪も改善してきたという
嬉しい結果を目の当たりにしたことがあります。

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