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受講したセミナーの内容を身につける1番の方法

14、5年前。

スクールでフットケアを始めて学び、大人になってから自分がやりたいことを学ぶ楽しさを知りました。

フットケアで起業したい!と、目標ができてから益々、その気持ちは大きくなり、良いと思うセミナーを見つけては受講していた時期があります。

その頃の私は、「これで将来のサービスの質が向上する!」と、思って疑いませんでした。

当時は、起業ブーム、セミナーブームだったこともあり、インターネットにアクセスすれば色々な学びの広告に溢れていました。

今、振り返ると数々、受講しただけで、やった気になっていました。

それが、あることを学んで気がついたんです。

外側じゃなく、自分を観る

もう10年以上前です。

足も爪も身体の一部ですが、身体のこと全体を知らないことには理解が深まらないと機能解剖学を学ぶことを決めました。

その授業は、それまで受講していた多くのセミナーの内容とは全く違うものでした。

徹底的に自分と向き合うことに集中。

教科書は自分自身。

自分の身体がどうなっているのか理解できなければ、他人の身体がわかるはずないので当然と言えば当然です。

次の授業までの課題に取り組み、自分の体の変化に気が付くこと。

そして授業内では、その変化を言葉にして説明をする。

さらに自分の身体がみるみる、変わっていきました。

この繰り返しです。

自分自身を俯瞰して観る練習でした。

それからです。闇雲に学ぶことをやめたのは・・・

アウトプットで学びを深める

それから、受講する前、受講料や内容が回収できるか考えるようにしました。

学ぶことは楽しいけれど、何のための学びかを考えるようになったのです。

もちろん、どんな経験も学びも財産であり、無駄なことはひとつもない

そういう考えもあります。

ですが私には時間もお金も限られていました。

楽しいだけで学ぶ余裕がないことに気が付きました。

選ぶセミナーの分野もガラリと変わり、フットケアの専門知識や技術を学ぶことは一旦、止めました。

出さないことには、入らないと思ったのです。

知識を詰め込みすぎて、消化し切れていないと思ったのです。

つまり、知識の便秘状態(笑

消化しないことにはエネルギーにも、血肉にもなりません。

得られた知識と技術は現場で実践して消化し、身につけます。

その後はアウトプットして、排泄です。

排泄というと言葉が悪いですが、自ら講座を開いてみたり、講師としてのオファーは積極的に受けて自分の言葉で、知識や経験を外に出していきました。

そうすることで、さらに学びが深まり自分の身についたのです。

1日講座は即実践できる内容に

自身主催の1日講座は、「明日からすぐに使える」ことに集中して内容を考えています。

そう、明日から現場で使うことで、今日学んだ知識が深まるからです。

学んで終わりにはして欲しくありません。

明日の仕事から使うことで、アウトプット!

受講した内容を、職場でシェアしてアウトプット!

ブログの記事をあげるのもアウトプット!

受講料を無駄にしない

学んで、身についたつもりになっていては勿体無い!

ぜひ、アウトプットして知識も技術も身につけてください。

高齢者フットケア、技術を持っているけれど使える現場がないという方は・・・

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