フットケア外来の高齢患者の足トラブル
高齢者フットケアを始めて15年。
高齢者フットケアの医療とケアの境界線を明確にしました!
湘南あしケア訪問サービス 中西です。
今日フットケア外来で多い、足のトラブルについて。
弊社のお客様の多くは施設に入居していますが、フットケア外来をご利用のお客様はご自宅にお住まいです。
施設入居では足爪のトラブルが多いですが、フットケア外来でも巻き爪のケアはありますが、最も多いのは・・・
※フットケア外来は高齢者専門ではありませんが、ご利用のほとんどの方が80代以上です。
フットケア外来で扱うトラブル
施設訪問ケアと大きな違いは「角質ケア」が非常に多いことです。
先日のフットケア外来、7名ご予約を頂いたうち5名は角質ケアでした。
角質ケアとは「タコ」「ウオノメ」に痛みが出て、歩行や生活に支障があり、フットケア外来をご利用です。
30分1本勝負で結果を出さなければならない、毎回ハードなケアです
正直、フットケア外来を担当するようになり、新たに揃えた道具もありますし、角質ケアの腕が上がりました(笑
ちなみに施設訪問で角質ケアはほとんどありません。
先日の患者さんは痛みをかばって歩いて転倒。
幸い大怪我はありませんでしたが転倒後1週間は安静だったそうです
この1週間が高齢者にとって、命取りになることもあるのでフットケア外来が転倒事故防止に貢献できるように考えながらケアをしています。
角質ケアの目的は痛みの軽減、そして安心して歩ける期間を少しでも長く保つようにケアする必要があります。
靴の履き方指導、買い替えの提案をすることもあります。
※フットケア外来を担当している「かず整形外科クリニック」では靴外来もあります。
高齢者のタコ・ウオノメの原因
人によって原因は様々ですが、外反母趾などの足の変形は大きな要素になります。
若い頃、靴に無頓着で歩き回った結果、足に変形が出てタコ・ウオノメに悩んでいる方はとても多いです。
高齢になって急に足に変形が出るわけではありませんし、足が変形してから靴を見直しても遅いです。
靴を履くようになった時からの靴に対しての意識が、遠い老後の人生を変えるかもしれません。
靴と足のトラブルの関係は深いです。
下のイラストを参考に、履いてストレスな靴は処分しましょう!
フットケア外来
「かず整形外科クリニック」
かず整形外科クリニック内
〒233-0013 横浜市港南区丸山台2-26-17
電話 045ー844ー3886
毎月第2・第4金曜日 10時ー
フットケア外来を初めて利用する前に、必ず医師の診察があります。
電話にてご確認ください。
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