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爪切りニッパーの使い方(自分の足の爪切り)

1年前の記事ですが、コンスタントに読んでもらっている記事があります。

爪切りニッパー、持ち方わかりますか?<介護現場の小さな悩み・・・>

記事内の動画も、他の動画より何倍も再生されています。

今記事は、セルフケアの時のニッパーの持ち方です。

巻き爪や、厚くて硬い爪を切ろうと思っても、普通の爪切りだと切りにくい!ってことがあります。

テレビショッピングの通信販売や、ネットの広告で「爪切り用ニッパー」を購入してみた人、実は多いと思うのです。

届いて、さっそく爪切り! 手にとってみたけれど???

あれ?どうやって使うんだろう? なんて、戸惑った方も多いはずです。

お客様がケアをしている時に、私が使っているニッパーと同じのを持っていると、引き出しの奥の方から取り出して、ほぼ新品の箱に入ったニッパーを見せてくれたこともありました。

聞けば、買ってみたものの、やはり怖くて使えなかったと言っていました。

爪切りニッパーの持ち方わかりますか?

仕事でも愛用の、SUWADA(クラッシックS)を使ってご説明しましょう。

ニッパー持ち方

お相手の足爪を切る時は、上の写真の通りの向きです。

自分の足爪を切るときは、刃先を逆向きに持ちます。

自分の爪切り

刃が不安定にならないように固定する

お相手の足爪を切るときでも、自分の足爪を切るときでも、ポイントは変わりません。刃が不安定だと、切りにくく危険です。

下の写真のように、左手の人差し指で刃の下を軽く支えています。

自分の爪切り

爪の端から少しずつ切っていきます。

自分の爪切り2

少しずつ、爪を切り進めます。

パチンと勢いよく切ると、爪が割れたり剥離する原因になります。

爪の端は湾曲しているので、皮膚を左手でぐっと押し下げて慎重に切りましょう。

難しい足の爪切り

基本中の基本の長さを切る時の、ニッパーの使い方です。

この持ち方が正解かどうかは不明ですが、安定して切ろうと思うとこれしかないです。

持ち方

写真を添付してみましたが、参考になりましたか?

足の爪切りは、自分の爪も、お相手の爪を切るのも難しいです。

自分の足爪を切るときは、ニッパーの持ち方も足爪の見える角度も違うので、慣れるまでは大変です。

私自身、足ケアの専門家ですがお相手の足爪のケアの方が、楽に安全にできます。

自分の足爪を切るとなると、いつもと向きが違うので全く感覚が違います。

一度、爪の切り方を間違えて、巻き爪になってしまう人もいますので、例えご自分の足爪でも、くれぐれも注意をしてください。

高齢になると目が悪くなり、身体が硬くなるのでさらに難しく苦労します。

足爪に巻き爪や、厚みがあるなどの変形爪の人も、どうぞ慎重に行ってください。

不安がある人は、フットケアの専門家に頼むことも検討しましょう。

参考記事

こちらの記事も参考にしてください。


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