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オタクとは

ちょっと題名がザックリ過ぎるなと思いますがお気になさらず。

私は小学生の頃からいわゆるオタクです。幼稚園の頃に好きだった男の子は居たけれど他の女の子たちに比べたら恋多い女の子♡という感じでも無く。自分マイウェイを突き進むような少し変わった幼稚園児だったなとは思います アイドルごっこのマネージャー役を志願して「どこで覚えたの?」と先生に言われるくらいのクオリティのごっこを繰り広げていたのは覚えています。ある意味おませさんだったんだろうな。その頃から芸能界っていうのに憧れというか興味はあったんだろうなと、

小学生の頃になっても周りの子たちの「誰々くんかっこいいよね」等の恋バナには全くついていけず、「かっこいいとは?」となっていました。そんな時、周りの大人たちの影響もあり韓国アイドルにどハマり。生まれて初めて男性を心からかっこいいと思った瞬間です。

そこからというもの好きな人というのは居ましたが、やはり恋愛という恋愛は出来ず、一時期「なぜアイドルのことはかっこいいと思えるのに周りの男の子たちのことはかっこいいと思えないのか?」と思うようになりました。

アイドルが好きだと言うとアイドルが好きじゃない子たちにとっては「こいつは恋愛する気ないな」という雰囲気が出来、「理想が高いんだよ!」と言われたり。学生のピークくらいの時はアイドルのことをいわゆるリアコという感情で応援している時期もありました。恋愛をしないとかしたくないとかそういうのじゃないんだよなあと悩むこともありました。

最近流行りのTikTokでよく使われてる楽曲でリアコを題材とした曲がありますが、その中の「同じ人間を好きになっただけじゃん?」という歌詞にそうなんだよなあ〜と思うこともあります。でもこれってアイドル好きでもリアコという感情を抱いてない人には全く理解出来ないのだろうなと思います。

でも近年、推しという存在が身近なものになっていると思います。少し前ならアイドルが好きだと公言すると少し引かれるようなこともあったり。アイドルにお金をかけることに意味がわからないと言われたり。特にそのようなことを言われて気にしたことはなかったのですがそのようなことを言っていた子がいつの間にかSNSを覗くとアイドルオタクを公言していて。へえ〜と思います。

若い子たちのトレンドとして推しグラスだったり、学校でペンライトを持ち寄って写真を撮ったり、うちわを持ち寄った写真を撮ったりと推しという存在がブランドのようになっているなと感じます。すごい。

話は変わりますが、よく耳にするマウントという言葉は自分の優位性をアピールする意味を持ちますが、学歴だったり職歴だったりはたまた恋愛面だったりとマウントをとるにも種類は様々です。

オタク界隈はマウントだらけだなと思います。現場数だったり金銭面だったり暦数だったりというところでしょうか。さらには自軍(自分の好きなグループ)と他のグループについてだったり色々あるでしょう。

乾いたことを言ってしまえばただの趣味なのにマウントをとってなんの足しになるの?と思うのですが、アイドルを好きでいるということがただの趣味ではなく生きがいであり、人生の多くの時間を推し事に費やしてる人も少なくないでしょう。

わたしはリア恋!!!のような感情は今は持ち合わせていないのですが、それでも推しの彼を生きがいだと思っています。生きがいというよりも人生を救ってくれたといっても過言ではないです。

生きるのが下手くそで、心がどうしようもなく荒んでしまいアイドルを推していることさえ辞めようかと思ったくらいに枯れ果てた心にオアシスをくれたのは推しの存在でした。

わたしは生きている半数をオタクとして生きた事に関してはまったく後悔していません。推しを原動力にしか生きられないように見られるかもしれませんがそれでも良いんじゃないかと思います。

要するに言いたいのは様々なオタクがいるということです。ただ画面で見れるだけでいい、グッズを全て集めたい、現場数を積まないと気が済まない、再生回数や売り上げに貢献して推しを有名にしたい、オタクの持っている信念なんて様々です。置かれてる環境も考えも価値観も全て違うのですから。でもひとつ同じなのはみんな推しが大切って事だけです。

みんな推しが偉くて可愛くてかっこいいんです。これは当たり前の事です。オタクの皆さんのオタ活が素敵で充実したものになっていますように。

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