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[食べる台湾]アツアツハフハフがとまらない

台湾といえば小籠包(ショウロンポウ)。一番有名なのは鼎泰豐(ディンタイフォン)で、もちろんのこと美味しい。いつも美味しいものを教えてくれる台湾の麗しい友人めぐみちゃんは、「小籠包は鼎泰豐」と言って譲らない。もちろん私も初台湾のときは真っ先に行ったし、台湾が初めて、という同行者がいるときはまず間違いなく行くし、前述のめぐみちゃんだけでなく、台湾の友人と待ち合わせしたのもここだった。なので実は10回くらいは行っている。もちろんおいしい。本店に行けば日本語だけでなく、英仏独伊西が話せる店員さんが常駐していることも、いつ行ってもきっちりとテーブルがしつらえてあるのも素晴らしい。重ねて書くがもちろん美味しい。のだがしかし、台湾でもやっぱりかなりの高級店なのである。食に関するかぎり、日本在住の私は台湾にいるあいだずっと「こんなにおいしいのに安い」としつこいくらいに感激しながら過ごしているわけで、ケチりたいとかそういうことではなく、なんだかやっぱりお高くて上品なのだ、鼎泰豐。

というわけで、というわけでもないのだけれど、鶴瓶さんが台南のまちあるきをしているテレビ(たぶんNHK)を見たときにメモしておいたお店があって、2回目だか3回目の台湾行きで初台南!というときに、行ってみたのがここ、上海好味道小籠湯包(シャンハイハオウェイファオショウロンタンバオ、Shanghai Haoweidao Xiaolong Tangbao)。

ここのなにがうれしいって、「ショウガ」が好きなだけトッピングできること(なのに写真が見当たらない…見つかったら絶対アップする)。それだけでアガる。店の前で作り続けられている小籠包は皮が薄くアツアツで、すぐにヤケドしてしまう。もちろんのこと美味しい。いくらでも食べられる気がする。

キュウリの漬物とかコンブを茹でたものとかの小皿料理と、ビールとかコーラとかの飲み物は、客が冷蔵庫を開けて取るスタイル。あっさりしたものが多いので、箸休め的な位置づけで、口がリセットされる感じになる。なので小籠包を、際限なく注文してしまいそうになる(そうすると後で大変なことになる)。

基本的には地元の人がふつうに食べに来るお店で、いつも賑わっている。ただし小籠包を頼んでいる人はほとんどおらず、たいてい麺類を食べている。鼎泰豐ほどでないにしても、ここの小籠包も他のメニューに比べると、けっこう高価だ。台湾の人にとって小籠包は「ハレ」のメニューなのだ、ということがよくわかる。



[台湾1軒目]

上海好味道小籠湯包(シャンハイハオウェイファオショウロンタンバオ)
[住所]台南市東區東安路26號(No.26,Dong’an Road,East District,Tainan City,台湾 701)
[電話番号] +886 6 208 1601
[営業時間]10:30~23:00
[店休日]なし
[ウェブサイト]http://www.hwd.com.tw/

*営業時間や店休日、住所などは変更になっている場合があるので、必ず各自で確認ください


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