フィリピンで児童に対する性的虐待と児童ポルノ製造 懲役16年6か月
フィリピンで11歳の児童に性的虐待をし、児童ポルノを製造したイギリス人に懲役16年6か月の判決が下った。
報道によると、有罪判決を受けた人物は65歳。期間満了は80歳を超える。イギリス男性の平均寿命は80歳くらいなので、生きて出所できるかギリギリのところだ。
イギリスで裁判
被害者の祖父がイギリスの当局に通報したことで事件となり、加害者の逮捕と裁判はイギリスで行われた。イギリスの法律で裁かれた結果、懲役16年6か月となったわけだ。
フィリピン国内で逮捕、フィリピンの法律で裁判とならなかった理由はわからない。おそらく、加害者がすでにフィリピンを出国してイギリスに戻っていたからかもしれない。
フィリピンで1万人以上の女性を買春した日本人がいる。買春した中には未成年者も含まれ、少女の淫らな写真を保管したことで児童買春と児童ポルノ製造で有罪判決を受けた。その日本人もフィリピンで逮捕されることなく、日本で逮捕され、裁判で有罪となった。
フィリピンで逮捕されるのはまれ
フィリピンで、児童買春や児童ポルノ製造で外国人が逮捕される可能性はかなり低い。日本人がフィリピンで逮捕されるとしたら殺人、強盗、薬物といった犯罪か、強姦や詐欺で被害者が警察に訴えた場合だ。
児童を相手に性行為をしても、写真やビデオを撮っても、お互いに合意でトラブルがなければ事件化されることはない。逆に言うと、金銭の支払いでトラブルになったり、あまりに変態的なことをしてトラブルになると事件化されることがある。今回のイギリス人はそうだったようだ。
トラブルにならない限り、フィリピンで児童買春で逮捕されることはない。それが実感だ。
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