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性犯罪者はフィリピンで入国拒否される

フィリピンは外国人性犯罪者の入国を拒否する。

フィリピンでは貧困問題を背景に、外国人が年端もいかない子供を性の対象にしている。マニラ、セブ、ダバオあたりで児童買春を行い、その様子を撮影して児童ポルノを製造するのがよくあるパターンだ。

現実問題として、フィリピンで児童の性を買うことはそれほど難しくない。ひとつの産業として性産業があり、幼い子もそこに組み込まれているからだ。

外国人による児童を対象にした買春を防ぐため、フィリピンは入国審査の水際対策を強化している。

フィリピン入国拒否の統計

フィリピン入国管理局は、諸外国と協力して性犯罪者のブラックリストを作り、それに該当する外国人の入国を拒否している。

コロナ前2019年の実績で入国拒否された外国人は160人。(参照
内訳は

  • アメリカ人:128人

  • イギリス人:11人

  • オーストラリア人:6人

  • 中国人:4人

  • ニュージーランド人:2人

その他、カメルーン人、カナダ人、ドイツ人、グアテマラ人、アイルランド人、韓国人、マレーシア人、ロシア人、台湾人がそれぞれ1人。

入国拒否される性犯罪者

フィリピンで入国拒否される外国人は、過去に自国(アメリカ人ならアメリカ国内)で性犯罪で有罪判決を受け、刑期を終えているか、仮釈放または保護観察中の人物だ。

詳細は報道されていないが、フィリピンとアメリカ、イギリスなどの各国との間で未成年者への性的虐待の罪で起訴されたことがある小児性愛者の情報を共有しているようだ。

気になるのは、日本がフィリピンとの間でこのような情報共有をしているかどうかだ。私の見立てでは、おそらくしていない。

少なくとも日本国内で児童買春で有罪判決を受けたくらいならフィリピンに入国できる。私の知っている人で日本とフィリピンを行き来している人がいるからだ。ただ未成年者に対する強制性交(強姦)ほどの重犯罪の場合は知らない。

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