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【短編】永久の物語【AI執筆作品】

プロット:葦沢かもめ
執筆:AI(gpt2-japanese, mediumモデル)、葦沢かもめ
(7668文字)
・企画「AI小説百話」第71日目
**********

本文

 「永久の物語」と題された見知らぬ原稿が、桜の舞う庭に臨む文机に置かれていた。
 文字を追ううちに引きこまれ、気付けばどれだけ経っただろう。
 私は肩に突き刺さった、一枚の紙を手に取りに行った。
 中には、古い紙きれに書かれた、私への想い。
 そして。
 そこに書かれた想いが、私の頭の中に響いた。
『いつかお前と、幸せになれましょう』
 そういう文が、脳裏にこだます。
 そのときの、この気持ち。
 その手提げ袋の中身は小さな本だ。
 手に取ろうとすると、すぐに押し付けられた。
 これから書くわ、と書かれた文は、どうやら彼の書いたものらしい。
 私と出会ってすぐに、彼はこうして私をその本に入れた。
 私が自分の想いを込めて書いたのは、彼の話が書かれ、彼の想いがそのまま書かれた原稿。
 自分の思いを、私の想いを、彼は受け止めてくれた。
 本当に嬉しかった。そして、彼に私は負けたと、はっきりと言えた。
 ただ、私が私を受け入れてもらえることはなく、彼は私から目を背けるようになった。そういうところからずっと私に付いてきて、自分勝手だし、甘えたがりだからだ、と知った。でも私は彼に自分で自分の事を認めてほしかったのに、そうなったのはもっと後だった。
「この本は、ただの、嘘だった」
 私は私のことを忘れて。
 彼は私を愛してくれる。
「神の国と魔法」
 とあった。
「なんだろう、この物語」
 表紙に書かれた文字は、まるで誰かの夢の中で書いて読んだみたいだ。
「読め、読んで見せろ」
「お願いだから」
 私は祈りながら、その文字を読み上げた。
 私の願いは、彼と出会って結び…私はその物語を読んだ。
「私の夢が、ここに届いた、そう感じただけで…」
 彼はそう言った。
「あなたの本当の夢を見たら、それと、私の本当の夢を結びつける…そしてその希望を、私にもたらすことになる」
 彼はそう言った。
「分からない、そんなの」
 私はない、夢は、夢の中で見るものだ。
「これなんて、本の中の物語とかって感じはする。なんか自分がなりたかった姿って感じだ」
「じゃ、見せて」
「うん」
 私が手から、本に向かって歩き始めると、見えていた本の中の世界が急に、暗く沈んで、真っ暗闇に閉じていった。そして見えていた本が見えなくなった時、「あぁ、死んでしまったんだなぁ」と私は思った。
「お父さん、もしかして本を開いたら、ここは暗くて暗いまま終わるのか」
「まだ分からん」
「お父さんは死の恐怖は感じている?」
「うん。お父さんはもう死ぬと思っている」
 目を通すと、私が生まれる前、どんな世界で生まれていったのかが書かれていた。
「えー! そんな、異世界の人が、そんなこともわかるんですね」
 思わず驚いて声に出ると、
「あはは! まあ、でも、これはおもしろいように言うと、君が生まれる前と、君が大きくなって、異世界に、それから君を助けた人は、だいたいそんな感じだから、別にびっくりしてしまったんじゃない?」
 そう聞こえたのは、この世界から出られなくなった私の不安を和らげる声だった。
 そして、その声が、続けて言った。
「さて、ここまではうまくいったと言っていい?」
 魔法というもの、その世界でどのように使われていることか。
 魔法を使って、これだけのことができるんだろうか。
「えっと、見ていいですか?」
「もちろん」
『君は、恋をしているのか?』
 こんなセリフは、私と同じ時には書いていないと思う。
『君は、恋をしていない。だって、私は君が恋をしているの?』
 そして、私を見て。
 何を言うんだろう?私を見れば、私は恋をしているから。
 それなのに、恋をしていないから。
 私の存在は、君と僕では、絶対的に違うだけなんだ。
 だから、私が死んでいたら、あなたは死んでいるんじゃないかって思う。
『君は、私と付き合いたいということかい?』
 これは、私が言うべきではないとは思う。
 今、私は恋をしているのだろうか。
 それとも、私のことを夢と同じように読んでいるのだろうか。
 誰が書いたのだろう。
 私以外誰もいないはずの部屋には、もう既に書き上げたセリフの文字が書かれていた。
「お金のこともお花のことも、あなたのことも、私が何にも代えられないこと、誰にもどうしようもない自分で、あなたの言葉に耳を傾けてもいい……」
「お金……金、……お金……」
 何を言っているのかよくは分からない。
 ただ、私が言っている言葉、言葉には言葉だけが溢れていて、何にも代えられない代わりがいくつも重なっている気がした。
 もしかしたら、いつも誰かが言っている言葉かも。
 私の事、誰にも伝えていないはずなのに。
 でも私は、きっと書き忘れたのだろうな。
 もし見つけた時が辛くて仕方ないと書かないといけないと思うようになったんだろう。
 きっときっと、私はこの言葉に悩まされていた。
 誰にも読まれないこの言葉に……でも、私は、書かないと思うようになったんだと思う。
 何も書きたくなくて、そうして生きて行こうと決めたんだ。
 どう考えても、書かなきゃいけないって思うようになったんだと思うようになったんだ。
 多分、私自身が、そうなったんだろう。
 あの時は、本当に辛くて、胸がいっぱいだった。
 それでもそれを書くなんて耐えられなくなって、誰にも言わないだけで書く事はしてみようと決めたんだ。
 もしもう一度、言ったら、ちゃんと伝えられるようになれたら嬉しいな。
 庭を見遣るが、散った桜の花弁は積もっていない。
 私はつっかけ、そのまま書き殴ることにした。
 桜の花びらを一枚、二枚と手に取って、一枚一枚、眺める。
 そして、書き付ける。
 私は、自分が、何を、望んでいるのか分かっていて、その願いを叶えられて、そして、何のためにその姿のまま生きているのかが、少しだけ、分かった気がした。
 そして、思うところがあった。
 今まで私が望んできたのは、ただ、愛するもののためだ。ただ、誰かをそのまま、ただ、誰にも、心から、抱きしめてもらいたいという、強い願いだった。それを、私は誰からも必要とされていなかった。
 書きはじめてから気がついたが、私は書き終わるまでの時間を使って、何かにとりつかれていた。
 どうしようか。
 自分が思っているよりもうまく表現できてない。何でだろう。
 書き終えた後、ふと見た空には雲に隠したはずの、小さい月の姿がない。それに書き終えたはずなのに。
 私はそんなことを考えた。
 私は、もう一度書き直すことにする。
 書き直したのは、私が、何を書いていたのかを。
 そう思って、書き始めたが、なかなか進まない。
 それと同時に、もうひとつ気づき始める。
「私が、桜を書くとは驚いたな」
 そんな風にいったのは、この春から高校で教わるということになっていた。
 これから、桜を書き始めようというのだ。
 もうすっかり冬も終わり、桜は美しい。
 そう思う。
 しかもたわゆい。
 そんなところが、自分でもまた恥ずかしくて恥ずかしくて仕方がない。
 そして、それ以上は、ここでは言えないので、ここに書こうと思うことにした。
 それと同時に、私は、もうひとつ気づいてしまったのだ。
「私が桜を書くとは驚いたな」
 そして、改めて、桜を書き始めることにした。
 その期間に書くつもりでいたのだが、私は高校生であったが、これから大学生になる。
 これは私に似合ってる。
 このまま、もう一筆書けばいい。
 でも、やったことがない。
 だから、私に書けないのだ。
「よし。これで終わり。本当は、誰かから、何と言われ続けたっていいだろ?」
 私は、そう呟いて、本を閉じた。
 そう言えば、最近、ネットニュースで見たことがない。
「そう言えば、今日って、なんだっけ?」
 私は、本を読み終わった直後、いつものように読んでいる本を閉じて、読んでいない本に視線を落とした。
 そうすれば、この桜は私の宝物になるわ。
 ……それから、もう一度だけ手を動かし、桜の花弁を一枚手に取った。
 その瞬間、桜の花びらが舞い、ふわふわと宙に溶けていく。
 この花びらは、私のものよ。
 この桜の花びらを、もうずっと前からずっと探していたの。この桜は、私のものになる前に、ここにきてしまった。
 そうして、私は今日の桜の蕾に一筆。
 いつか、誰かがあなたを想うように、私も誰かの願いに答えよう。
 私は彼と生まれたこの世界を、幸せにするから。
 私に似合ってるかどうか?自分が持つ花の色の中に咲く桜の花びらだというのなら、それもいつか、それこそ何百、あるいは何千万分の一か。
 彼はいつか、あなたを愛せるようになる。
 私は彼があなたを愛せるようになる。
 私は彼を愛す。
 そして、彼に出会えたとき、あなたは彼の命の中に生まれた命。
 私はそれが何よりも嬉しい。
 それは仕方がないことなので、私にしか分からないことだ。
 そう、私以外の世界で生まれた私だけに分かるものなのだ。
 そう、世界は私のように他の世界から移ってきた人の言葉を読める。
 その代わり皆が使っている言語は読むことも触ることも出来ないのだ。
「……お前の、『私』か?この世界から?」
「ああ。他にもある」
 そう、私は今でも世界からいなくなっている人間だ。
 私は世界の『私』であり、私がいなくなったからって私に戻る人間はどこにもいない。
 この世界にはいないけれど――それは――それはたった一つ。
 私の人生という空間を、自分の思うように生きられるかどうかは、私の生きる人生を、世界の誰にも理解されないでしょう。
 それでも私は、自分の人生、自分という生き物を理解して生きていこうと思う。
 誰かに笑い、悩み、悩んで生きていく、それを私と一緒に生きていきたい。
 そう言って、少し笑った。
「……あなたは、何で、そんな事を言うの?」
 私は、どうしてそんな話をしたのか分からなかった。だって、私にはこれがただの私に対して、とてつもない事のように聞こえたからだ。きっと、今までの私なら考えられない事なのだろう。
「……そうかもね」と、笑って返した。
 私に、人の生き方という人間が、ある世界を選ぶこともできないことを、私は理解しているから。
 だから、私は今日も、一人だ。
 私の人生に関わったことを、私が私であると信じてくれない人たちへ、私は、ただ自分の人生を続けることを、私は、この目を真っ直ぐに向けて、自分で選ぶことを選ぶ。
 ただ、私の人生には私以外の人間がいないことを、知らないままだ。
 それに、もう一冊、書きたい。
 私は手を伸ばし、手の中で開く。
 これはきっと、とてもとても美しいものに違いない。
 きっとそれが、私の宝物だ。
 私は涙をこらえながら、その大きな手に触れる。もう少し。もう少しだけこうさせてください。今だけは、ここで、愛をありがとうございました。
「こんなに手が震えると、見えてこない……」
 でもこの手を通して、私の中に感じる愛はきっとあります。きっと、あなたの中にある、私の宝物です。
 でも、私はやっぱり、書くことを止めた。
 だって、嫌なのだ。
 自分の名前が大好きで、一番知りたい。
 誰が書いたのかは知らないけど、もし、その人が書いたなら、私はきっと、自分のことを見ることが出来ない。
 きっと言えないんだ。
 それに、私は今、恋をしているだろう?もう、私は恋している。
 だから、書くことを止めたんだ。
 だから、私は書くことはしない。
 何より、私は書くことが好きだ。
 好き。
 私は今、書いた。
 『もう言えないです。私はここにいていいんです、皆さんの話が楽しいから』私は頷くと、『本当ですか? 嬉しい』って、皆さんが笑ってくれた。
 私は笑顔で頷いた。
 嬉しかった。
 とても嬉しかった。
 それは絶対に嫌だ。
 それならいっそ消しちゃったほうがいいだろうか。
 きっと、誰も見ないよ。
 きっと誰も読まないよ。
 きっと誰も否定しないよ。
 そうしたら、きっと、きっと、きっと、わたしには生きている価値なんてなくなるんだね。
 わたしはこれまでずっと、この言葉を言われるたびに言ってきたけど、もしもそれで、これまでと違った人生が始まるとするなら。
 わたしたちの生き方を否定されないままなら、わたしたちはいつだって世界に溶けないことになるんだね。
 もう、わたしには。
 私にだって、それくらいの勇気は必要なんだ。
 だから、私は書かないし、書けなくなった。
 私は思わずその表紙をじっと見つめ、胸の中で鼓動が強く打つ。
 ……大丈夫、私にはやることがあるんだ。
 私は胸に力を込み、決心した。
 私はペンケースから、分厚い黒革の、黒い表紙の大きな本を取り出した。
 その本の表紙を見つめつつ、私は覚悟を決める。
 私は私の中にある、大きな力に包まれようとしている。
 今までやった作業が、自分の中にいた時のように、大きな力に包まれるのが、私は嬉しくてたまらない。
『ありがとう。私の本が、こんなに読んでくれるなんて。私がずっとこの本を読んだのは、貴方のお蔭なの。……私は、貴方の為に、ありがとう』
 本に、触れる。
 本の表紙を、触る。
『……どうぞ、お好きに読んで下さい。』
『私は、本当は、これからもっともっと、貴方の側に……。でも、貴方が私の存在を忘れてしまった後、こうやって、私の隣に居てくれるなら、この本も、読んでも良かったかな。……これは、本当は、嫌だったんだ。――』
「………………」
 何かを思い、胸の内の本を抑え、手で隠すように本の表紙を撫でる。
 ふと、一冊の本が私の手元に近づき、ゆっくりとページをパラパラとめくって一冊の本が現れる。
『お願いします。貴女方を信じようと思います』
「え…?」
 突然の声で、私は聞き返す。
『貴方をお守りするんですから、貴方が私の代わりについていてください。本当の私には、それほど、頼りなさ過ぎて…』
そこで、少し本のページを捲り、『私に代わりまして、貴女を守って頂くため、このお願いを果たさせていただくのです』と言って、私に見せてくれたのは、一冊の本。
「…ここ」
 その本は、私にもこの手の本には見覚えがあるような、そんな大きなものでは無かった。
「この本なの?」
 本の前で膝をつき、目の前の本を取り出してみた。
 ――――私は、貴女を守るのではありません。
 自分の両手でそっと、そこに握っている本を開く。
 ああ、やっぱり素敵。
 こんな気持ちはこれが初めてだ、と私はお気に入りの本を撫でつつその背表紙を見た。
 『これが……これが私の……!』
私の想いは変わらない、貴女を……いや、アンタを守る為に書いたのだ!そう決意を新たにし、私は本を開く。
『さあ、ここに私の書いた書を読んでみるがいい、アルフレッド・ボーン』
この日、私の運命が大きく変わった――――。
『……』
 私はそれがただただ嬉しくて、その本のページを捲った。
 今は何も考えない。
 誰にだって、その本を読むだけで楽しくなる。
 本を読むだけで、とても幸せな気持ちになる。
 私は本を読んでいるだけで、幸せになる。
 そして、その本を読んで、幸せを感じる。
 本を読めば、本を読むだけで、私は幸せを感じる。
 あの人たちと違って、私には『幸せ』という実感がない。
 それでも本を読むと幸せである。
 『幸せ』の感じる私を、私は『あの人たちと違って』思える。
 けれど、そんな私が幸せなの。
 ……素敵。
 そうやって、いつも頭の中では『幸せはこんなもの』だと思っている自分が、とても心に響いた。
 それは『幸せ』を見ているだけで、私は幸せになっちゃうの。
 そういって、思いは現実へと向かう。
 だから私は、その道に進める。
 ……でも、でもね。
 そんなところで私は、私の幸せは壊されてしまう。
「ごめんなさい……私は、きっと……」
 そうだ。
 こんなにも私は、自分が『不幸で』なっていたとは思っていなかった。
 だけど今、少しも悔しくない。
 何だか今は、私が不幸で、幸せになれただけかも。
 今まで、たくさん読んでくれた人がいるけれど、これは本当に、宝物だ。
 私の指と手と手が混じり合い、やがて光り輝く、私の思い出の、美しい手。
 手をつなぐ手は、私の全てなのだ。
 私の想いは、どんなに長いこと続いてしまうものだろう?私は、ずっと、待っていた。
 あの人が、待っていてくれたなら、私は自分を、手放すことが出来たのだろうか?手を握るあんたの、愛おしい笑顔を見ていると、また、涙が溢れてくる。
 もう少しだけ、と私は再び物語に浸る。
 もう少しで、私の、『想い出』を、思い出せる。
 あの日の、あの日の、『あの日の想い出』、だったのだ。
 私は、今、それを思い出せている。
 あの日の、『想い出』、なんだったんだろう。
 これが、私の物語だったんだ。
 私の想いを思い出して、それが、私の心を、私の記憶を、物語って、いったん、終わる。
 その、余韻。
 消えていく。
 また、この世界に、『消える日』が訪れて、私は、これから、『思い出を消しながらの、物語』に身を任せる。
 それに、それに、私はこれからは、どんな『想い出』だって、思い出せるはずだった。
 それは、私の大切な宝物だった。
 そして、私は私と一緒に作った物語を、生きている。
 その感動を、私は受け取ってくれた。
 嬉しかった。感動した。
 この物語を、一生私に見せてくれないだろうか。
 まだ私は、この物語の世界にいる。
「……」
 そこまで語って、僕はふと思う。
 これは、一体なんの物語だ。
 一体、何が何を言っているのだろう。
「これは、どういう……」
 そう言って私は、その物語を読み始めた。
 彼は、とある日、あなたのところへ訪ねていった。
「ここで、大切な物語が眠っています」
 本当の物語を、生きている、と。
 この物語は、私の想い出だ。
 もう、私の大切な宝物は、何もかも、何もかも、私の宝物だ。
 ありがとう、『想い出』
 ……。
 きっと、『想い出』
 そんな気がする。
 そんな気がする。
 私の大切な宝物が、この私に残ったのが、嬉しくて、嬉しくて、涙が出た。
 私の宝物の中に、私が『いた』。
 宝物の中に、私がいたのが、私の宝物を見るのが、楽しくて、楽しくて、涙が、あふれた。
 ――なんでなんだぁ~……私……どうしてなんだろう。
 そんなの解せない。私の宝物の中にいたのはいったいなんなのか、『想い出』は何なのか、全部、分からないんだ、けど。
 本当は、誰にも話したくないけれども、私も、この話がしたい。
 それは、ただ、この世界で、この想い出を、私は誰よりも知っていることだから。
 私の大好きなあの人に、彼が好きな彼に、あの人を一番に愛せる彼に、いつか、見抜いてもらえた時が、私がここにいる証拠だから。
「……私からも、これだけは言わせて。私に出来る一番のことは、私のこの命(プレッシャー)を、この世界に存在させないこと。あなたの言うことは、正しいんだ。だから、私達の、この願いを、私が聞いてあげるから、だからどうか、お願い」
「お願い、言い過ぎだ」
 今、この瞬間に、私は、この思い出を、何よりも重く、感じている。
 ただ、その為に、私は本当の自分を打ち明けるのだから。
 桜のように言葉が舞う。
 とめどなく、とめどなく。
 舞い散り、散り、花吹雪(はなゆきぶ)く。
 私は、ここで、言葉を、思い直す。
 これから先、ずっと、ずっと、この言葉は続いていくが、これを自分は信じて、今この瞬間に、想いを、伝えよう。
 きっと、いつか、自分は言える。
 言葉で。想いを。
 それから私は、その言葉を、受け取るべく、目と耳を動かす。
 そして。
 その言葉を、言葉を口にするのである。

**********

あとがき

本小説は、葦沢の書いたプロットを元にしてAIが執筆したものを葦沢が編集したものです。葦沢の文章割合は20%程度です。葦沢が修正している時間も無いので、それもそれでありかなという感じの変な文章は残しています。ところどころ変ですが、ご了承ください。

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