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Joy of Christmas Tea(ジョイ オブ クリスマス ティー) ―スパイスと果物の赤色が彩るクリスマス

 TWGには、いくつか期間限定の茶葉が存在する。今回紹介するのは、2週間後に迫ったクリスマスにちなんだ紅茶Joy of Christmas Teaだ。

 缶を開けると、フルーツとスパイスの香りが広がる。以前紹介したTea Party Teaに少し似た印象ではある。しかし決定的に違うのは、Joy of Christmas Teaには後から漂ってくるクッキーのような香ばしいフレーバーがある点だ。インターネットの説明文によると、クッキーではなくチョコレートとのこと。ただ、私にはチョコレートのようなどっしりとした香りというよりも、焼き菓子を彷彿とするような匂いに感じる。
 飲み方としては、ストレートがおすすめだ。他の飲み方は試していないが、香りの個性が強いため、ミルクやレモンは喧嘩する可能性が高い。
 ペアリングするなら、焼き菓子だろう。個人的に実はレーズンが苦手で試したことはないが、ドライフルーツが好きならば、菓子パンのシュトーレンが合うのではないかと推測する。また、スパイスが香ることから、ジンジャーブレッドを始めとする生姜を使った焼き菓子も良いように感じる。
 クリスマスにちなんだスイーツ以外ならば、茶葉の風味を邪魔しないシンプルなクッキーや、香りに合わせてチョコレートが良いだろう。ただ前述の通り、主張が激しい訳ではないものの個性的な香りのため、サンドイッチなどの食事には少し合わせにくいように感じる。

 普段紹介している茶葉は、ティーバッグが無くても量り売りがあるが、Joy of Christmas Teaに限っては、茶葉入りの小さな缶のみが期間限定販売となっているようだ。20gと少量ではあるものの、可愛い缶もに入ってS$15(1200円程度)のため、私はお手頃価格だと思う。クリスマスの予定がある人もない人も、一杯の紅茶と聖なる日を過ごしてみて欲しい。

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缶が仕舞ってある箱は、可愛いラッピングがされている。


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赤色の手の平サイズの缶にJoy of Christmas Teaの茶葉が入っている。

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