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アドベントカレンダー12日目

紅茶と緑茶で茶葉のベースは異なってはいるものの、どちらも後からフレーバーを付け加えたタイプのお茶だった。スイーツとのマリアージュが楽しめるのも共通点であり、案外似た傾向を持っていると言えるのかもしれない。一緒にワクワクして頂けると幸いだ。

Whittard

12日目 Darling Grey(ダーリン グレイ)
 名前から、恐らくアールグレイに似たフレーバーティーなのだろうと推測していた。実際に淹れてみると、オレンジやレモン由来の柑橘系の香りが漂ってくる。一口飲んでみると、非常に爽やかだ。アールグレイはよく甘味を感じるが、今日の茶葉はシトラスという印象の方が強い。
 先日から食べている、パネトーネとシュトーレンとも合わせてみた。オレンジピール含めてドライフルーツが入っているため、相性は抜群だ。クリスマスにちなんだフレーバーティーは、シナモンやジンジャーブレッドの風味付けがされて複雑な味わいに仕上がっているが、もう少しシンプルな紅茶とペアリングした人におすすめしたい。
 
原材料
紅茶、香料、オレンジピール、レモンピール、オレンジの花


T2

12日目 Jade Mountain(ジェイド マウンテン)
 ベースは玄米茶になっているが、下記の原材料にもある通り様々な物が配合されている。ナッツが入った砂糖菓子のブリットルや、マメ科の植物であるイナゴマメを粉末にしたキャロブ等、あまり見かけない材料も配合されているようだ。
 香りは玄米茶というよりも香ばしいカカオやナッツのような印象で、味わいもほんのりと甘くて緑茶のような感じはあまりない。手近にあったポッキーと合わせてみたところ、ぴったりだった。カカオや焼き菓子が入っていることもあり、チョコレート系のスイーツとの相性が良いようだ。
 
原材料
玄米茶、ブリットルの欠片、カカオの皮、ブラックベリーの葉、アーモンド、キャロブ、炙ったチコリーの根、香料



アドベントカレンダーの全形

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