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アドベントカレンダー24日目(最終日)

遂に、最終日となった。始めたときは、結構長いなと思っていたが、生活の中に組み込まれてしまえば、あっという間だった。今日の茶葉は、どちらも「クリスマス」の名前が付いた紅茶となっており、ラストを飾るに相応しいと言える。終わりにおまけとして総括も掲載しているので、最後まで一緒にワクワクしていただけると幸いだ。


Whittard

24日目 Christmas Tea(クリスマス ティー)
 最終日の今日は、1日目と同じ紅茶だ。今までも重複する茶葉は登場していたが、今回は最初と最後で最も期間が空いたこともあり、正直あまり覚えていない。ただ、初日の記事を読み返すと、ジンジャーブレッドとの相性が良さそうとのことだったので、先週作ったクッキーと合わせてみることにした。
 紅茶自身にも生姜風味があるため、ジンジャーブレッドとはやはり相性抜群だった。その他にも、パネトーネやシュトーレンといった菓子ともよく合い、徹頭徹尾クリスマスを意識したラインナップだったことを痛感する。

原材料
紅茶、香料


T2

24日目 Christmas Breakfast(クリスマス ブレックファスト)
 原材料に「ジンジャーブレッドの香料」と書かれていた時点から予測していた通り、ジンジャーブレッドを彷彿とする味わいに仕上がっている。少しWhittardのChristmas Tea(クリスマス ティー)にも似ているが、こちらの方がシナモンの印象が強い。日本では華やかなイルミネーションや生クリームを使ったケーキのイメージが強いが、西洋文化のクリスマスはもっと静かな朝を迎えているのだろう、と感じるフレーバーティーで、アドベントカレンダーの最後に相応しいといえるものだった。

原材料
紅茶、生姜、シナモン、香料、ジンジャーブレッドの香料、ナツメグパウダー


おまけ


 今回2つのアドベントカレンダーを開けてみて思ったことを、来年以降に向けてまとめておく。両者の違いは、大きく分けて3つあった。

 1つ目は、連載の途中でも書いたが、Whittardがクリスマスの菓子に合わせることを念頭に茶葉がセレクトされていたのに対して、T2は毎日異なるフレーバーティーが中心になっていた点だ。前者はマリアージュに重きを置かれていたこもあり、途中からは重複する茶葉も登場した。

 2つ目は、分量だ。Whittardが600cc程度抽出できる一方で、T2は250ccだった。一人で楽しむなら、T2の方が手軽だと推測する。

 最後に金額だ。量が違うこともあり、WhittardはS$180(約18000円)、T2はS$47(約4700円)と差がある。今回は初めてということもあり両方を試してみたが、前述の2点と予算で好みを選ぶのが良さそうだ。

 来年以降のことは、今のところ未定だ。ただ、もしも今回の連載で「来年は楽しんでみようかな」と思ってくださる方が居れば嬉しい。また、その際に3つのポイントが役に立てば、幸いだ。




アドベントカレンダーの全形

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