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超初級編】業種の探し方

所要時間:約 5 分で読めます
この記事で分かること:
①業界・業種・職種の違い
②業種の探し方

「いざ就職活動を始めようとしても業種が沢山ありすぎて分からない」
「会社を調べるだけで終わってしまう。。。」
「そもそも業種や職種の違いって何?」

就職活動を進める時にこのようなお悩みを持ったことはありませんか?

本日は就職活動でも重要な業種選びについて解説します。



1.業種と職種の違い


まず大まかに業界・業種・職種の違いをおさらいしましょう。

・業界:産業で分類したもの
例)金融業、製造業、農業など
・業種:業界を細分化したもの
例)銀行、ホテル業、金属加工業など
・職種:仕事内容
例)営業職、事務職など

業界>業種>職種の順番に細分化されていくと考えると、
わかりやすいかもしれません。。。
世の中には様々な仕事があるため、
わかりやすく分類分けをしているんですね。

ただ業界・業種は分類分けこそあるものの、
混同されやすいためここでは大まかに理解しておくだけで問題ありません。(正直人材紹介業の中でも会社によっては割と結構混同されがちです)

業界・業種・職種の違い

2.業種選びは興味ベースで


では次に業種の探し方について解説します。

結論から申し上げますと、興味のある業種を見るのが良いです。
業種ごとにカラーはあるものの、仕事への適正そのものはどちらかと
言えば職種の方が影響されやすいので、向き不向きはあまりない印象です。

なので知っている業種や日頃から身近に感じる業種、
または最近ニュースでよく見る業種などを中心に見るのがおすすめです。

ちなみに業種は行政が明確に区分していて日本国内には47業種あります。

「産業分類コード一覧(中分類)」と検索すると業種が出てきます。

その中で大まかには4,5業種ほどを調べられれば良いと思います。

業種の目星のつけ方としては
①まず1つの業種を決める
②1で決めた業種と似た業種を見る
③1と全く違う業種を見る

といった感じで調べるのがおすすめです。
全く違う業種に触れることで、興味や視野が広がるためです。

例えばこんな感じです↓↓

■業種候補
①通信業
②情報サービス業、銀行業
③小売業


3.大企業で全体像を掴み、会社の目星をつける


業種が決まった後は会社選びに入ります。
おすすめは受けなくても良いので業種内の大企業から調べてみることです。

ここでサプライチェーンという考え方をご紹介します。

サプライチェーンとは製品の原材料・部品の調達から販売に至るまでの一連の流れを指す用語で、どのような業種であっても必ずサプライチェーンがあります。

サプライチェーンの例

大企業はサプライチェーン全体を担っている場合が多いです。
そのため大企業を調べることで業種の全体像を知ることができるのです。

ちなみに。。。
大企業はその業界内のシェア一位(売上一位)の会社を見れば大丈夫です。

業種内の全体像を掴んでから、全体像の中のどのプロセスに携わりたいかを考えてみます。
中小企業はサプライチェーンのプロセスの一部を担っていることがほとんどのため、気になったプロセスから会社選びに移ってきましょう。


本日はここまでとなります。
次回は会社選びについて解説します。