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泣いたっていいよ、と思ってる
娘は毎日、クラスで1番か2番目に登園する。
慣らし保育の頃は、毎朝必ず教室の前で泣いていたけど、4月の終わりには、泣きながらも先生に抱っこされるようになっていた。
それが、いつのまにか「そういえば、朝、保育園で泣かなくなったなぁ」と気づき。
昨日、なんと自分からスタスタ教室に入っていった!
え!
びっくりである。
泣かなくなったどころではない。
急いでいたので、私も「すごいね!」「頑張ってるね!」と言うまもなく。
そして今朝も、先生に「おいでー」と言われて、スンッとした顔で近づき、ぎゅーっとしてもらっていた。
な、な、泣かない・・
もう泣かないんだ!
笑顔ではないけど、泣いてない。
私が教室を離れて、見えなくなるまでジッとこちらを見ていて。
教室の中から別の先生に「〇〇ちゃん(娘)、おはよー」と声をかけられ、そちらを振り向いていた。
娘なりに現実に立ち向かっているんだなぁ。
でも、泣かないことが正しいわけじゃない。
親の都合で保育園に預けているわけだから、娘にも異議はあると思う。
まだ、大人の言葉を話せないだけ。
だから、「泣く」で意思表示している。
悲しいときや辛いときは、泣かせてあげたい。
子どもを守る、ということは、親が子どもにとって、居心地の良い存在であり続けることかもしれない。
保育園も家庭も、もっと大きくなったら、友達との関係とか。
娘に、たくさんのコミュニティが広がることは楽しみではある。
たくさんの価値観にふれて、たくさんの逃げ場所を持っていてほしい。
そして、泣いてもいいんだと。
泣くのは恥ずかしいことじゃない、と思っていてほしい。
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